都立中高一貫校(都立中等、高校附属中学、九段中等)の制服まとめ
2020/03/28
都立中学各校の制服について
都立中等教育学校、都立高校および附属中学、九段中等教育学校の制服
私立中学、高校を受験する場合は、「この制服の学校に行きたい!」と思うことも少なくないように思います。
逆に、学校側も多くの生徒に興味を持ってもらうために、かっこいい、可愛い制服に切り替えていく学校も少なくありません。
都立中学の場合は、制服を見てそれで志望校を決める、ということは多くはないと思いますが、そうは言っても制服は毎日着るものですので、各校がどんな制服なのかということは気になるところではないでしょうか。
ということで、都立中学各校の制服について画像を交えつつ解説をしていきます。
ちなみに、中等教育学校は「中学」「高校」とは分かれておらず、中学にあたる期間を「前期」、高校にあたる期間を「後期」と表現します。
ですが、この記事では分かりやすく「中学」「高校」と表現しています。
また、「指定」という表現は学校がその製品を販売してそれを使用することを求めるものを指します。
「規定」という表現は「指定」のように具体的な製品をさして提供はしないものの、色や形状を定めることで一定の条件の製品を使用することを求めるものを指します。
例えば、通学カバン。
学校の売店(購買部)で販売しているカバンのみを通学カバンとする場合は「指定」、「黒、紺、グレーの無地のカバンを使用する」としている場合は「規定」と表現しています。
また、都立中学各校の基本的な情報については「都立中学受験のための各校の基本情報・エクセルにまとめてみた」で一覧できるようにしています。
制服についてもかいていますが、偏差値、倍率、授業時間数、土曜日授業、給食、自転車通学などについてもまとめています。
都立中学は都立中等学校、高校附属中学、千代田区立九段中等の 11校を想定
ここで言う「都立中学」は、下記の都立中等教育学校、都立高校附属中学、千代田区立九段中等教育学校の 11校を総称してそう表現しています。
都立中等教育学校
小石川中等
桜修館中等
三鷹中等
立川国際中等
南多摩中等
都立高校附属中学
両国高校附属中学
白鷗高校附属中学
富士高校附属中学
大泉高校附属中学
武蔵高校附属中学
千代田区立九段中等教育学校
都立小石川中等教育学校の制服
都立小石川中等教育学校の制服の詳細
都立小石川中等教育学校の制服は以下のものです。
中学・男子・冬期
濃紺のブレザー、スラックス。紺色ベースのネクタイです。
胸ポケットに校章のエンブレムがあります。
中学・男子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスラックスにシャツ。ネクタイです。
中学・女子・冬期
濃紺のブレザー、スカート。紺色ベースのネクタイです。
胸ポケットに校章のエンブレムがあります。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスラックスにブラウス。ネクタイです。
高校・男女
高校(後期)は制服がありません。
スラックスは、紺の無地のものと細かい千鳥柄のグレーのものと 2種類ありますので、好みで選択することができます。
スカートは、紺の無地のものと紺ベースに白のチェックのものと 2種類ありますので、好みで選択することができます。
女子は、スカートとスラックス、それぞれデザインが異なる 2種類、計 4種類の中から選ぶことができます。
また、男女ともにネクタイはデザインが異なる 2種類から選ぶことができます。
女子のネクタイは男子のネクタイと比べてやや細身に作られています。
また、学校指定のセーター、ベストがあります。
都立小石川中等教育学校の制服に関連すること
通学カバンは、規定のものはありません。
下記のページの写真は小さくてよく分かりませんが、地味目の色のリュックサックを使っている生徒が多いようです。
http://www.koishikawachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000547.html
http://www.koishikawachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00961.html
通学用のクツは指定のものはありません。
色の規定は黒となっています。
小石川中等の制服は、全身となった東京府立第五中学校時代の制服をベースにアレンジしたブレザータイプとなっています。
また、制服にかかる費用は約 50,000円です。
男女、組み合わせにより多少の違いがあります。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
https://www.metro.ed.jp/koishikawa-s/school_life/symbols.html
http://www.koishikawachuto-e.metro.tokyo.jp/KOISHIKAWA%20HP/seifuku.html
https://www.metro.ed.jp/koishikawa-s/2678c3ec010ca30d5d99b7d7a9c825158efbc9ab.pdf#page=10
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/koishikawa-chuko-j.html
https://www.eduzukan.jp/jhs/148/article/3381
都立桜修館中等教育学校の制服
都立桜修館中等教育学校の制服の詳細
中学・男子・冬期
ほとんど黒に見える濃紺に緑色の糸が編み込まれたブレザー、グレーのスラックス。グレーに薄いグレーのストライプが入ったネクタイです。
胸ポケットに校章のエンブレムがあり、襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスラックスにシャツ。ネクタイです。
中学・女子・冬期
ほとんど黒に見える濃紺に緑色の糸が編み込まれたブレザー、グレー時に薄いグレーのチェックのスカート。グレーに薄いグレーのストライプが入ったリボンです。
胸ポケットに校章のエンブレムがあり、襟に校章を付けます。
スラックス、ネクタイを選択することもできます。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスカート、スラックスにブラウス。リボン、ネクタイです。
学校指定のベストを着ることもできます。
高校・男子
制服自体は中学と共通ですが、紺色ベースのネクタイに変わります。
高校・女子
制服自体は中学と共通ですが、紺色ベースのリボンに変わります。
中学と同じくネクタイを選択することもできます。
学校指定のセーター、ベストがあります。
最初の写真のブレザーの中に着せてあるものが学校指定のセーターで、Vネックのところに緑のラインが入っています。
通学のカバンは、学校指定のものはありません。
通学のクツは、学校の指定のものはありません。
桜修館は一足制のため、上履きがありません。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.oshukanchuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00016.html
http://www.oshukanchuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00331.html
https://ttt.onl/s3
https://www.eduzukan.jp/jhs/147/article/3600
https://www.milive.jp/live/19sobun/pob15/
都立三鷹中等教育学校の制服
都立三鷹中等教育学校の制服の詳細
中学・男子・冬期
紺色のブレザーに、グレーのスラックス。紺ベースに白、ブルーのストライプのネクタイです。
襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスラックスにシャツ。ネクタイです。
中学・女子・冬期
紺色のブレザーに、グレーのチェックのスカート。紺ベースに白のラインのリボンです。
スラックス、ネクタイを選択することもできます。
襟に校章を付けます。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスカート、スラックスにブラウス。リボン、ネクタイです。
学校指定のベストを着ることもできます。
高校・男子
ブレザーは中学と共通ですが、濃いグレーのスラックスに変わります。ネクタイも変わります。
高校・女子
ブレザーは中学と共通ですが、濃いグレーにピンクのチェックのスカートに替わります。リボンも変わります。
中学同様、スラックスを選択することもできます。
制服には、正装と呼ばれる「指定購入品」と、オプションと呼ばれる「自由購入品」とがあります。
「指定購入品」は、制服として必須のものですが、「自由購入品」は自由に選択する事ができます。
自由購入品
スカート:ベージュと赤のチェック
男子のネクタイ:ピンクのネクタイ、濃紺のネクタイ
女子のリボン:ピンクのリボン、紺色のネクタイ、ピンクのネクタイ
学校指定のセーター、ベストがあります。
中学ではグレーです。
高校では紺とアイボリーになります。
胸に校章が刺繍されています。
前身の都立三鷹高校には制服はありませんでしたが、中等教育学校として開校するにあたって制服が設定されました。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.mitakachuto-e.metro.tokyo.jp/QandA/QandA.html
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/mitaka-chuko-j.html
https://ttt.onl/Ig
https://www.eduzukan.jp/jhs/388/article/3607
都立立川国際中等教育学校の制服
都立立川国際中等教育学校の制服の詳細
中学・男子・冬期
紺のブレザーにグレーのスラックス。青をベースに白のストライプが入ったネクタイです。
胸ポケットに学校のエンブレムが付いています。
中学・男子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスラックスにシャツ。ネクタイです。
白と紺のポロシャツを選択することもできます。
中学・女子・冬期
紺のブレザーにグレーをベースにピンクのチェックのスカート。紺をベースに白とピンクのラインが入ったリボンです。
スラックスを選択することもできます。また、ネクタイは男子と同じ青ベースのネクタイ、もしくは、赤をベースとしたネクタイを選択することもできます。
胸ポケットに学校のエンブレムが付いています。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態のスカート、スラックスにブラウス。リボン、ネクタイです。
学校指定のベストを着ることもできます。
男子と同じく、白、紺のポロシャツを選択することもできます。
高校・男子
ブレザー、スラックスは中学と共通ですが、ネクタイが紺色に白と赤のライン、もしくは、赤ベースの白のストライプが入ったネクタイを選べるようになります。
高校・女子
ブレザーは中学と共通ですが、スカートは紺をベースに白と赤のストライプに変わります。リボンが紺や赤ベースのリボンのものが選べるようになります。
シャツ、ブラウスの色は、中学(前期)では白ですが、高校(後期)では白または薄いブルーも選択することができます。
また、色が問題なければ、学校指定のもの以外のシャツを着ることも認められています。
学校指定のセーター、ベストがあります。
胸に校章が刺繍されています。
ポロシャツも学校指定のもので、胸に校章が刺繍されています。
通学のカバンは指定のものはありません。
黒か紺色のカバンという規定があります。
靴下は黒、白、紺という色の規定があります。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
https://www.metro.ed.jp/tachikawa-s/school_life/symbols.html
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/tachikawa-chuko-j.html
http://www.tachikawachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000242268.pdf#page=11
https://www.eduzukan.jp/jhs/1006/article/3602
都立南多摩中等教育学校の制服
都立南多摩中等教育学校の制服の詳細
中学・男子・冬期
紺色のブレザー、濃いめのグレーのスラックス。青とブルーのななめのストライプのネクタイです。
中学・男子・夏期
ブレザーを脱いだ状態の、スラックスにワイシャツ。ネクタイ。
中学・女子・冬期
紺色のブレザー、紺色と青、ピンク、白のチェックのスカート。スラックスを選択することもできます。
紺色ベースにピンクのラインが入ったリボンです。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態の、スカート、スラックスにブラウス。リボン。
学校指定のベストを着ることもできます。
高校・男子
ブレザーは中高共通で、スラックスが紺色に変わります。
高校・女子
ブレザーは中高共通で、スカートのチェックの色がピンクからブルーに変わります。
合わせて、リボンもピンクの部分がブルーに変わります。
シャツは、中学では白のみです。
高校では、正装時は白ですが、薄いブルーのシャツも選択することができます。
女子は、中学ではスカートの場合はリボン、スラックスの場合はネクタイです。
高校ではスカート、スラックスいずれの場合も正装はネクタイですが、リボンを選択することもできます。
学校指定のベストがあります。中学、高校と共通です。
ベストには左胸に校章が刺繍されています。
セーターやカーディガンは、規定の色として白、黒、紺、茶、グレーとなっていますが、市販のものを選択することができます。
都立南多摩中等教育学校の制服に関連すること
靴下は、指定のものはありませんが、黒色、紺色と色の規定があります。
上履きは学年ごとに色が異なります。
色があっていれば学校指定のものでなくてもいいですが、探すのが大変なため、指定のものを履いている人が多いようです。
前身となる都立南多摩高等学校には制服がありませんでしたが、中等教育学校として開校するにあたって中学の制服が設定されました。
また、高校(後期)の制服は、第一期生である 2009年入学の生徒たちの投票により決められました。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.minamitamachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000015.html
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/minamitama-chuko-j.html
http://www.minamitamachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000304877.pdf#page=5
https://www.eduzukan.jp/jhs/1008/article/3615
都立両国高校、および、附属中学の制服
都立両国高校、および、附属中学の制服の詳細
中学・男子・冬期
濃いグレーの詰め襟の学ランと同色のスラックス。
学ランはホック式でボタンがありません。
襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
学ランの上着を脱いだ状態の、スラックスにワイシャツ。
中学・女子・冬期
濃いグレーのブレザーに濃いグレーをベースにピンクと薄いグレーのチェックのスカート。黒ベースに白とピンクのストライプが入ったリボンです。
襟に校章を付けます。
中学・女子・夏期
ブレザーを脱いだ状態の、スカートにブラウス。
高校・男子
中学と同じです。
高校・女子
ブレザー(上着)は、中高共通です。
スカートが、濃いグレーをベースに薄いブルーと薄いグレーのチェックになります。
リボンもスカートと同じ色になります。
学校指定のオフホワイトとグレーのベストとカーディガンがあります。
ベストは中学時は指定のものですが、高校では指定のものでなくても、紺、白、グレーの無地のものであれば市販のものも選択できます。
シャツは、白色、かつ、丸襟でないものという規定がありますが、白色であれば市販のものも選択できます。
夏期は、開襟シャツも選択できます。
都立両国高校、および、附属中学の制服に関連すること
通学のクツは指定のものはありません。
スニーカーか、革靴を選択します。
通学カバンは指定のものがあります。
コートは指定のものはありません。
黒、紺の無地で華美でないもの、と言う規定があります。
中学校の制服は開校した 2006年に設定されました。
男子の学ランは昔からの伝統でほぼデザインは変わっていません。
女子の高校の制服は 2009年にデザインが少し変更されました。
制服の費用:男子 40,000円 女子 45,000円
※上記費用は概算です
※制服のみ(男子は学ラン、スラックス、女子はブレザー、スカート、リボン)の費用で、シャツ、ベルト、クツやカバン、トレーニングウェアなどの費用は含まれません。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.ryogoku-h.metro.tokyo.jp/seihuku/seihuku.html
http://www.ryogoku-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000009.html
http://www.ryogoku-h.metro.tokyo.jp/gakkou_annnai/gakkou_annnai.pdf#page=2
https://www.eduzukan.jp/jhs/149/article/3618
都立白鷗高校、および、附属中学の制服
都立白鷗高校、および、附属中学の制服の詳細
中学・男子・冬期
濃紺の学ランに濃紺のスラックス。校章がデザインされた金のボタン。
胸ポケットに校章が刺繍されています。
また、襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
学ランの上着を脱いだ状態の、スラックスにワイシャツ。
中学・女子・冬期
濃紺のノーカラーのジャケットに濃紺のスカート。えんじ色に白のラインが入ったリボンを付けます。
胸ポケットに校章が刺繍されています。
また、胸ポケットに校章を付けます。
中学・女子・夏期
ジャケットを脱いでベストを着ます。
※ベストはスリーピーススーツのボタン付のベストのようなもので、ニットのベストではありません。
高校・男子
制服自体は中学と同じです。
ボタンが中学の金色からシルバーに変わります。
高校・女子
制服自体は中学と同じです。
リボンが、高校では紺色に白のラインが入ったもの変わります。
学校指定の黒か紺色のセーターのがあります。
都立白鷗高校、および、附属中学の制服関連すること
通学のクツは指定のものはありませんが、白のスニーカーか、黒のローファーという規定があります。
また、靴下は白色という規定の色があります。
もしくは、黒のタイツも選択できます。
女子のノーカラーのジャケットは、東京府立第一高等女学校の頃の制服であるボレロ型の制服をもとにデザインされています。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://hakuo.ed.jp/web/?page_id=89
https://ttt.onl/Vs
http://hakuo.ed.jp/web/pdf/brochure/school_brochure_2018.pdf#page=5
http://hakuo.ed.jp/web/pdf/brochure/school_brochure_2019.pdf#page=5
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/hakuo-h.html
https://www.eduzukan.jp/jhs/146/article/3599
都立富士高校、および、附属中学の制服
都立富士高校、および、附属中学の制服の詳細
中学・男子・冬期
黒の学ランに黒のスラックス。
中学・男子・夏期
学ランの上着を脱いだ状態の、スラックスにワイシャツ。
胸ポケットに校章の刺繍があります。
中学・女子・冬期
濃紺のセーラー服に濃紺のスカート。えんじ色のリボンです。
胸ポケットに校章の刺繍があります。
中学・女子・夏期
夏用の白のセーラー服に濃紺のスカート。リボンは冬と同じリボンです。
胸ポケットに校章の刺繍があります。
高校・男子
制服自体は中学と同じです。
ただし、ボタンの色が変わります。
高校・女子
制服自体は中学と同じです。
ただし、リボンの色が変わります。
リボンの色は中高共にえんじ系ですが、中学は鮮やかな色で、高校では落ち着いた色合いに変わります。
高校・夏期
高校の夏期はクールビズ準制服も用意されています。
上着はブルーのシャツのほか、白のポロシャツも選択できます。
学校指定のグレーのカーディガンがあります。
また、カーディガン、セーターは、白、黒、ベージュ、グレーの規定はありますが、市販のものを選択することができます。
都立富士高校、および、附属中学の制服に関連すること
通学カバンは指定のものはありません。
制服に合う無地のものという規定があります。
通学のクツは指定のものはありません。
かつての富士高校には制服はありませんでした。
中学では、2010年の開校と同時に制服着用が義務化されました。
高校では、附属中学からの内部進学者が高校生になる 2013年 4月の新入学生から制服着用が義務化されました。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.fuji.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000006.html
http://www.fuji.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000317900.pdf
http://www.fuji.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000243414.pdf
https://www.eduzukan.jp/jhs/387/article/3620
都立大泉高校、および、附属中学の制服
都立大泉高校、および、附属中学の制服の詳細
中学・男子・冬期
黒の学ランに黒のスラックス。
襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
グレーのスラックスに半袖のワイシャツ。
シャツの胸ポケットに校章があります。
中学・女子・冬期
黒のセーラー服タイプのブレザーに、黒のスカート。ピンク色のリボン。
ブレザーの中はブラウスを着ます。
学校の指定のものは襟が丸いブラウスです。
胸ポケットに校章を付けます。
中学・女子・夏期
白のセーラー服タイプのブレザーに、グレーのスカート。ピンク色のリボン。
胸ポケットに校章を付けます。
高校・男子
中学の制服と同じです。中高での違いはありません。
高校・女子
制服自体は中学と同じです。
リボンが、ネクタイ形をしたリボンに変わり、色が冬は黒、夏はグレーになります。
学校指定のグレーのセーターがあります。
黒、白、グレー、紺色のものであれば市販のものも選択することができます。
通学のクツは指定のものはありませんが、黒の革靴という規定があります。
かつての大泉高校には制服はありませんでした。
2010年に附属中学の開校と同時に中高ともに制服着用が義務化されました。
スカートの裾には白いラインが入っていますが、これはオシャレのためではなく、スカートの裾を折って短くできないようにするタメなのだとか。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.oizumi-h.metro.tokyo.jp/main/nyuugaku-cyu-seifuku.html
http://www.oizumi-h.metro.tokyo.jp/main/nyuugaku-kou-seifuku.html
http://www.oizumi-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/pages/schoolbadge.html
https://www.eduzukan.jp/jhs/1007/article/3619
都立武蔵高校、および、附属中学の制服
都立武蔵高校、および、附属中学の制服の詳細
中学・男子・冬期
濃紺のブレザー、濃紺のスラックス。青、紺、白の斜めのストライプのネクタイ。
ネクタイは常時着用が義務づけられています。
中学・男子・夏期
ワイシャツにネクタイ。
ただし、ネクタイは正装が必要なときのみ。
中学・女子・冬期
濃紺のブレザー、紺色のベースに青と白のチェックのスカート。青、紺、白の斜めのストライプのリボン。
スラックス、ネクタイを選択することもできます。
ただし、ネクタイは正装としては認められていません。
中学・女子・夏期
スカート(or スラックス)にブラウス、リボン。
ただし、リボンは正装が必要なときのみ。
高校・男子、女子
高校では制服はありません。
ワイシャツ、ブラウスは学校指定のものがありますが、それに準ずるものであれば市販のものを選択することもできます。
学校指定のカーディガン、セーター、ベストがあります。
ただし、それに準ずるものであれば市販のものを選択することもできます。
都立武蔵高校、および、附属中学の制服に関連すること
通学用のカバンは指定のものはありません。
通学用のクツは指定のものはありません。
上履きと体育館シューズは指定のものがあります。
高校では制服がないほか、トレーニングウェア(体操着)も指定のものがありません。
コート、マフラーなどは指定のものはありません。
中学では白や黒を基調とした華美でないものという規定があります。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
http://www.musashi-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000010.html
http://www.musashi-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000317937.pdf
http://www.musashi-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000317937.pdf
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/high_school/musashi-fuzoku-j.html
https://www.eduzukan.jp/jhs/390/article/3601
千代田区立九段中等教育学校の制服
千代田区立九段中等教育学校の制服の詳細
中学・男子・冬期
濃紺の学ランに濃紺のスラックス。ボタンは銀色です。
襟に校章を付けます。
中学・男子・夏期
学ランの上着を脱いだ状態の、スラックスにワイシャツ。
夏用のスラックスがあります。
シャツの胸ポケットにアイロンプリントで校章を貼り付けます。
中学・女子・冬期
濃紺のセーラー服に濃紺のスカート。えんじ色のリボンです。
胸ポケットに校章を付けます。
中学・女子・夏期
夏用の白のセーラー服に濃紺のスカート。リボンは冬と同じリボンです。
胸ポケットに校章を付けます。
高校・男子、女子
高校も中学と全く同じです。
他の都立中学と違い、中学(前期)、高校(後期)とで制服の違いがないため(同じ制服のため)、制服だけでは中学、高校を見分けることができません。
学校指定のセーターがあります。
色は黒と紺の 2色から選択することができます。胸には「Kudan」の刺繍があります。
千代田区立九段中等教育学校の制服に関連すること
通学カバンは指定のものがあります。
カバンには学校名が入っています。
いわゆるスクールバッグの定番である「ボストンバッグ」型(2Way型)のバッグと、リュックサック型(3Way型)の 2種類が用意されています。
加えて、サブバッグとしてナイロン製の手提げバッグがあります。
地元の公立中学も通学カバンは同じ様に 2Way、3Wayから選択するものでした。
地元の学校では 3Wayが 7割くらいという話でしたが、九段中等は 9割以上が 2Wayなのだそうです。
通学のクツは指定のものはありません。
ただし、黒の革靴という規定があります。
九段中等は一足制のため、上履きがありません。
体育館に入るときに使用する指定の体育館シューズがあります。
また、屋外のグラウンドで運動をするときに使用するクツも別途必要です。これは指定のものはありません。
制服の費用:男子 45,000円 女子 41,000円
※上記費用は概算です
※制服のみ(男子は学ラン、スラックス、ワイシャツ、女子はセーラー服、スカート)の費用で、ベルト、クツやカバン、トレーニングウェアなどの費用は含まれません。
当記事の参考にしたページ、および、その他の参考になるページは以下になります。
https://www.eduzukan.jp/jhs/121/article/3598
https://www10.schoolweb.ne.jp/weblog/files/1320077/doc/51214/822820.pdf#page=12
http://kudan-net.com/topics/1080/
都立中学の制服に関しての全校を通しての概要
都立中高一貫校各校の制服のまとめ
都立中高一貫校の各校の制服を種類ごとにまとめると下記の様になります。
男女ともにブレザー
小石川中等(スラックス選択可)
桜修館中等(スラックス選択可)
三鷹中等(スラックス選択可)
立川国際中等(スラックス選択可)
南多摩中等(スラックス選択可)
武蔵高校付属中学(スラックス選択可)
男子学ラン・女子ブレザー
両国高校附属中学
白鷗高校附属中学
男子学ラン・女子セーラー服
富士高校付属中学
大泉高校付属中学
九段中等
都立一貫校の制服は、「男女ともにブレザー」「男子学ラン・女子ブレザー」「男子学ラン・女子セーラー」という分類になります。
また、「男女ともにブレザー」の学校は、女子もスラックスを選択することができます。
こうやって分類すると、学校のスタンスが分かるような気がします。
九段中等を除く中等教育学校がブレザーである理由の一つとして、中等教育学校は、母体となった高校の伝統を引き継ぎつつも中等教育学校として生まれ変わった学校ですので、制服や校則なども一新されたものと思います。
そして、制服は今風のブレザーになり、女子への配慮としてスラックスを選択することも可能になったのだろうと思います。
対して、併設型として附属中学を併設した学校では、母体となった高校はそのまま変わりませんので、中学の制服は設立時に設定されるにしても高校の制服に準ずる形で設定されたのではないでしょうか。
聞こえよく表現するならば、伝統ある制服を引き継いでいる、ということになるのでしょうか。
また、富士高校や大泉高校には制服がありませんでしたが、付属の中学で制服が制定され、その新入生たちが高校に入学するときに高校もその制服をベースに設定された形となっています。
制服だけではなく校則もさまざま
制服自体はすでに決まっているものですので、これを大きく変えることはできません。
ですが、制服だけを取ってあれこれ言うのはやや的はずれなところもあります。
なぜなら、制服の規定があってもそれをどれだけ厳格に運用するか次第だからです。
つまり、校則が厳しい学校と緩い学校とがあり、制服自体のバリエーションもさることながら、セーターやカーディガン、クツやカバンなどにも指定のものや規定のものがある学校とない学校あり、使えるアイテムが大きく異なるためです。
校則の厳しさ、緩さは個々人の感覚によるところもありますので、その実際は入学してみないとわからないところもあるような気もします。
ただ、次の項で紹介しますが、高校で制服がなくなる小石川中等、武蔵高校はかなり緩いようです。
また、都立と言えども中学(もしくは、前期)の間は中学生なので、校則はそれなりにしっかり守らせるようにしている学校が多いようです。
ですが、その厳しさが高校(もしくは、後期)まで続くのか、緩むのか、は学校によって異なるようです。
そのため、中学の時の制服はさておき、高校になってからの自由度がどれくらいあるのか、どう運用されているのか、によっても制服の自由度は異なっています。
都立中高一貫校各校の制服の費用は?
制服の費用は 50,000円~70,000円くらいかかります。
学校ごとに「制服の費用」として提示してある額は少しずつ異なります。
その理由として、「制服の費用」の中に含まれているものが異なるためです。
例えば、
男子であれば、ブレザー、スラックス、シャツ、ネクタイ、ベルト、靴下、クツ、校章が必要です。
ですが、ブレザー、スラックス、ネクタイは指定のものがあるため「制服の費用」に入っているものの、シャツ、ベルトは指定のものがあるものの規定に沿った市販のものでも OKなので費用に含まれない、靴下、クツは指定のものはないため規定に沿って市販のものを購入するため費用に含まれない、といった感じです。
このうち、シャツは学校によって指定のものがあったり、なかったり。費用に含まれていたり、含まれていなかったりと、「制服の費用」の違いとして現れる箇所となっています。
また、シャツやブラウスは 1枚では足りませんし、セーターやベスト、カーディガンに指定のものがある学校や、それらの規定があるだけで市販のものを購入する必要がある学校など様々ありますので、選択するアイテムによって費用が上下します。
それらを勘案すると、制服自体の費用はどこの学校もほぼ同じ 50,000円前後ですが、シャツやセーターなどを揃えていくと、大体 70,000円くらいになる感じのようです。
さらに!
通学カバンは指定のものがある学校もありますが、個々人の判断で購入する学校の方が多く、金額の差が大きくなるアイテムの一つではないか、と感じます。
学校指定のものがある方があれこれ悩まずに済むので楽なような気もします。
また、通学用のクツは指定のクツがある学校はありませんが、例えば、黒の革靴、色は黒、白のスニーカーか黒の革靴、などなど規定がある学校が多く、カバン同様に個々人で金額の差が大きくなるアイテムです。
これらの制服のほか、トレーニングウェア(体操着)、体育館履き、外履き用の運動靴、上履き、水着(水泳帽子、ゴーグル)、理科実験用の白衣なども加わってきます。
それら必要なもの一式を揃えると 100,000円弱に到達します。
都立中高一貫校の中学高校で制服が変わる学校と変わらない学校
前項では、制服の種類単位で分類しましたが、ここでは、中学から高校に変わるときに制服が変わるか、変わらないかで分類をしてみました。
基本的には全く別の制服になることはありませんが、中学と高校で違いを出している学校が多くあります。
制服がなくなる
小石川中等
武蔵高校附属中学
全く変わらない
九段中等
ネクタイやリボンなどの小物が変わる
桜修館中等
白鷗高校附属中学
富士高校付属中学
男子は変わらず、女子だけ変わる
両国高校附属中学(男子は変わらず、女子はスカート、リボン)
大泉高校附属中学(男子は変わらず、女子はリボン)
男子は小物が変わり、女子はスカートも変わる
立川国際中等(男子はネクタイのみ、女子はスカート、リボン)
スラックスやスカートなどが変わる
三鷹中等
南多摩中等
まず、小石川中等、武蔵高校は高校になると制服がなくなります。
ただし、小石川中等では「授業を受けるにふさわしい服」という規定がありますが、武蔵高校はかなり自由なようです。
また、九段中等は男女ともに中高で制服は全く変わりません。そのため、制服だけでは中学生高校生の区別が付きません。
中等教育学校は中高 6年間でひとまとまり、を明確にしているのかもしれません。
最も多いのが、ネクタイやリボンなどなにかを変えて中学生高校生を区別できるようにしている学校です。(女子だけ変わり、男子は変わらない、という学校もありますが。)
ネクタイやリボンなどの小物だけの学校から、スラックスやスカートを変える学校まであります。
中高でスラックスやスカートが変わる学校は、中学から高校になるときに制服にそこそこ費用がかかるとも言えます。
また、中学 3年生になってちょっとサイズが合わなくなってきたなぁ、というときに買い換えるか我慢するか困るような気がします。
都立中高一貫校の制服の夏服と冬服に関して
制服は、夏と冬とでも異なります。
冬服と夏服で明らかに変る制服は、セーラー服の富士、大泉、九段中等の女子です。
冬用のセーラー服と冬用のセーラー服があります。
対して、男子やブレザーの制服の女子は、上着を脱いだだけであるように見えます。
ですが、冬用のスラックスでは夏は暑いので、夏は夏用のスラックスがあります。
また、夏は半袖のシャツ、ブラウスになったり、学校によっては、開襟シャツが OKになったり、ポロシャツが OKになったり、クールビズ用の準制服を選べたり、と、夏は夏の制服となります。
夏の間は、式典のとき以外はネクタイやリボンの着用が免除される学校も多いようです。
もちろん、暑さ寒さを我慢すれば兼用でもなんとかなるでしょう(笑)!
また、エアコンによる寒さ対策で夏でもベストやカーディガンを着ることもあるようですし、女子の場合は、ブラウスから下着が透けないようにするためにベストなどを着ていることも多いようです。
夏の間は汗をかきますので、多めにシャツを用意するので市販のシャツで OKであるのは助かった、シャツの場合はアイロンがけが大変ですがポロシャツがある学校だったので助かったといった、子どもではなく親のほうがしっかりチェックしておいたほうが良さそうな制服事情もあります。
最後になりましたが、制服は学校の PTAなどが主催して卒業生などからお下がりの提供を受ける場が用意されている事も多いようです。
最初の制服は新調するにしても、成長期ですので 2着目、3着目を必要とするときなどにはありがたい存在なのではないかと思います。
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