トイレにて

分娩中に
助産師さんにそりゃぁいろんなことの面倒をみてもらっているので
自分のからだが自分だけのものでなくなっている・・・そんな予感はありましたｗ。
　
まぁ、良い意味での開き直りです。ハイ。
　
病室で、言われたね。
　
看護師さん「　より姫さんは、熱があるので、点滴はまだとれません。
　　　　　　　熱が高いことで、歩いて倒れてしまう方もいるので
　　　　　　　トイレに行くときはナースコールで呼んでくださいね」
　
わたくち　「　あい　」　　　　(｡-∀-)
　
私の病室の目の前が車椅子用トイレだったので、結構余裕と思ってましたが、一応呼んでみました。
　
ガラガラと点滴を引きながら・・・お。
フラフラするじゃないか・・・病人みたいだ・・・
看護師さん、いてくれてよかったな・・・
がんばれ、自分。
でもなー・・・さっき会陰切開したばっかしだもんな・・・ちと怖いよな・・
　
　　　　.．・ヾ(。>д<)シ 　　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾀﾞﾖ
　
大きなドアを開いて中へ。
するとスススっと看護士さんもなかへ。
　
　わたくち　（きっと、座るまでそばにいてくれるんだな・・・）
　
車椅子用のトイレなので、中は広いんですよ。やはり少し抵抗ありますわ。
トイレの前で、シブシブとパンツを下げ始めるわたくち。
看護師さん、ここでスッと・・・・座ったね。
　
わたくち　　(￣□￣;)!! 　　ｪｪｪｰ・・・
　
看護師さん　スタンバイＯＫ。（←　　ぴっ。　洋式トイレに腰掛けようとしているわたしの前に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　いわゆる徒競走待ちしゃがみの状態。）
　
わたくち (￣□￣;)!! 汗･･･
　
　
覚悟を決めました。
パンツ、下げました。
座りました。
しかしながら、今度は、おちっこするのが怖い～・・
どう考えてもさー、しみるでしょう？！
目の前にはじめましての他人がいて
おちりの傷におののきながらも、おちっこしなくてはいけない私。
　
会陰切開を、麻酔なしでしようとした医者に向かってどこかの妊婦さんが言った言葉。
「先生、あなた、自分のタマーズに麻酔なしでメスを入れられますかっ！？！」
先生は黙って麻酔をかけてくれたらしい・・・ｗ
　
そんなこと思い出してました・・・
　
自然に体がこわばり、肩に力が・・・！
　
看護師さん「　より姫さんー・・肩、肩。力入れすぎよぉ～！はいリラックスして～！」
わたくち　「だって・・・だって・・・沁みそうで怖いんだもーーーん・・・えーーーん」
看護師さん「そ、そうよねぇ・・・でも、力抜いてね、ポンポン！」
両肩を叩いてさすってくれました。
　
肩の力を抜いて、しかし今度はおしりを上げ、前のめりになるわたくち。
そしておもむろにウォシュレットＯＮ！
　
看護師さん　　ぇ━(*´･д･)━!!!
　
わたくち　「　ﾑﾝﾝﾑﾑﾑﾑﾑ・・・！　　　　　はぁ　　　　」
　
・・・終わりました。
勝利です。
しみませんでした。これっぽっちも。
　
　　　ﾟ+.(◕ฺ∀◕ฺ)ﾟ+.　ﾔｯﾀﾖ　ﾏﾏﾝ♪
　
なぜなら、後ろからのウォシュレットの水の勢いで
前から傷へのおちっこの流れを食い止めたからです。
　
いける！
これならいける！！
　
　　　　ﾟ+.(◕ฺ∀◕ฺ)ﾟ+.　ｲｷﾃｲｹﾙ♪
　
看護師さんはやさしく見守ってくださり
病室のベットまで付き添ってくださいました。ありがとう。