子供はすぐにおなかが空くのでおやつを食べさせましょう
2014/07/29
身体の仕組みを理解することで、子供の言動を理解し、子育てに活かしていきましょう。というカテゴリでも書いていってみようと思って書き始めてみました。
今日のネタは「おやつ」。
子供は、大人に比べ早くおなかが空くので、「さっきご飯を食べたでしょ!」と怒らずにおやつを食べさせてあげましょう。
ご飯を食べ終わったばかりなのに、子供が「おなかが空いたのでおやつちょうだい!」って言ってくることはないですか?
そんなとき、どうしたらいいか悩まれるお母さんも多いと思いますけども、子供の身体の仕組みを理解すれば、どう対応していいかの参考になります。
結論は、本当におなかが空いているので、おやつをあげましょう。
おやつとして甘いものと言うよりは、ご飯と同じようにしっかり栄養があるものがいいんでしょうね。本当におなかが空いているワケなので。
人間の身体は、ブドウ糖を燃料として動いている分けなんですけども、血液中に蓄えることができるブドウ糖は 15gと言われています。
そして、脳で消費されるブドウ糖は、安静時でも 1時間 5gと言われています。
つまり、栄養源になるブドウ糖は食後 3時間分しか保てないわけで、3時間経つと食事をしたものからのエネルギーではなく、筋肉や内臓などに保持している糖分を元にエネルギーを創り出して活動しています。
ただ、これは大人の話で、子供は体が小さいこともあり、血中に蓄えることができる糖分も、筋肉や内臓に蓄えることができる糖分も少なく、大人の半分くらいなのだそうです。
つまり、大人の場合、ご飯を食べると 3時間くらいは空腹を感じることはないわけですが、子供は 1時間半くらいでおなかが空いてくるものなのだそうです。
「さっきご飯食べたでしょ。」
「さっきちゃんと食べなかったからでしょ。」
と、子供に言うのは酷な話ってことなのでしょう。
子供は体が小さくて、それ以上食べられないのですから。
子供の身体の仕組みとして、1時間半分くらいのエネルギーしか取ることができないわけですから、1時間半おきにご飯を食べないといけないようにできているんでしょうね。
安静時でもこういうことなので、運動していたり、必死で頭を使うようなことをしているときは、もっと早くおなかが空くってことなんでしょう。
これは、体が小さいときもそうですし、中学、高校と徐々に大きくなる頃は、体を創っていくのにも、身体を動かすために必要になるエネルギーも急激に大きくなる時期ですので、食欲もおなかが空くのもすごく多くなるんでしょうね。
そんなわけで、子供はおなかが空くもののようです。
おなかが空いたと言われたら、栄養があるものをこまめに食べさせてあげましょうね。
ちなみに、「おやつ」は、昔の時間の「八時(やつどき=午後2時前後)」に由来するらしいですね。
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