珍獣が我が家へ・子供の成長絵日記

子育て絵日記から始まって、現在は子供とお出かけしたレジャースポットを中心に子育てに役に立つ情報や便利になる商品情報などを提供しています。


三菱みなとみらい技術館は体験型にリニューアル。駐車場完備で混雑は少ないの穴場スポット。

   

三菱みなとみらい技術館施設レビュー

 

三菱みなとみらい技術館の基本情報

 
三菱みなとみらい技術館オススメ度は 4.0!
 
三菱みなとみらい技術館
http://www.mhi.co.jp/museum/
 
【場所】
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1
 
【地図】
https://goo.gl/maps/9x8T1BzNHyr(Google Maps)
 
【アクセス】
みなとみらい線「みなとみらい駅」 徒歩 3分
横浜市営地下鉄・JR根岸線「桜木町駅」 徒歩 8分
 
【料金】
大人:500円、中・高校生:300円、小学生:200円、65歳以上:無料
 
【営業時間】
10:00~17:00(最終入館は 16:30)
 
【休館日】
火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、特定休館日
 
【駐車場】
30分 250円(収容台数:463台)
 
 
この柱の看板が目印ですね。
01_三菱みなとみらい技術館
 
外見はこんな感じです。
03_三菱みなとみらい技術館
 
受付はこんな感じです。左側でチケットを購入して右側の受付に向かいます。
04_三菱みなとみらい技術館
 
 

三菱みなとみらい技術館とは?

 
三菱みなとみらい技術館は、東京都港区にある三菱重工ビルとともに本社機能があるみなとみらいにある本社ビル、三菱重工横浜ビルの中にある、三菱重工が提供する三菱重工の技術、歴史、製品などについて紹介する技術館です。
 
いわゆる企業広報の一つとして提供される正統的な企業系のミュージアムで、三菱重工の歴史、技術、製品、企業の社会貢献などを知ることができ、また、ミュージアムショップも含めて、三菱重工を満喫できる施設になっています。
 
三菱重工は、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)やロケットなどの航空宇宙事業、深海探索などの海洋技術に関する事業、火力・風力・原子力などの発電事業やエネルギー関連事業などなど非常に幅広く、そして、高い技術力を感じる事業が多いのですが、日頃あまり身近にない事業も多いため、こんなところが三菱重工なのか、と感じることができるミュージアムです。
 
 
入場する前の、受付前のスペースから、どどーんと「H-2Aロケット 標準型」の模型が展示してあります。
模型といっても 5mくらいあります!
 
05_三菱みなとみらい技術館
 
 
三菱みなとみらい技術館に行くのは 1年ぶりなんですが、より体験型のミュージアムに変わっていて、ただ見るだけではなく、実験や体験などを通じて、技術をより身近に感じることができる施設に、より魅力的な施設になっていましたね。
 
 
1年前に行ったときは、飛行機や船、電車などのメカ好きな男の子(お父さんにも)には楽しい場所だなぁ、と思いましたが、妻はさっぱりでした。
でも、男の子が好きそうな雰囲気は残しつつも、子ども全般に楽しんでもらえる雰囲気に変わってきた感じがしましたね。
 
 
また、三菱みなとみらい技術館は「館内はご自由に撮影いただけます。」とありますので、安心してブログに写真が載せられます!
 
 

三菱みなとみらい技術館の対象年齢

 
対象年齢は、小学生から中学生、加えて、メカ好きな大人の方といった感じです。
 
1年前に行ったときの三菱みなとみらい技術館は、正統的な(昔ながらの?)企業系のミュージアムで、自社の商品、技術を紹介する広報としての技術館でした。
その点では、対象年齢がどうこうと言うより、メカ好きな方向けのミュージアムだった様に思います。
 
ですが、特に 2階の大きくリニューアルされたフロアでは、「三菱重工の製品、技術!」という色はなくなり、イベントやサイエンスショーなどを取り入れて、小学生から中学生くらいに向けて、理科や科学全般に興味を持ってもらおうとする志向を感じることができました。
 
ただ、まぁ、変えてみたけど成功していなさそうなコーナーもありましたが、ただの展示からより体験型になって小学生低学年からも楽しめるコーナーが増えていたように感じます。
 
 
重工業は社会インフラを支える技術を提供していたりはするわけですが、なかなかそれを身近に感じられるものではないため、それを知ってもらうためのミュージアムは大事な役割があると感じますね。
また、子どもの自由研究などの題材探しをするための場所としては最適なんじゃないかと思いますね。
 
宇宙とか、深海とか、世界のエネルギーとか、どれをとっても自由研究の題材としてはいくらでも深掘りができそうですから。
 
 
同じ電機の企業系ミュージアムであっても、パナソニックの「リスーピア」や、ソニーの「ソニー・エクスプローラーサイエンス」とはちょっと事業領域が違いますので、展示内容も違っていますね。
パナソニック、ソニーは、家電メーカーであるためか、製品そのものの紹介はないですからね。
リスーピアはパナソニック提供の理科と数学のミュージアム。駐車場情報もあるよ!
ソニー・エクスプローラサイエンスで最先端技術を体験しよう!駐車場情報も
 
 
ちなみに、オフィシャルサイトでは、「推奨年齢は小学校4年生以上」とされていますね。
http://www.mhi.co.jp/museum/information/question/index.html#q03
 
ですが、今回行ってみると、幼児向けの遊び場が新設されていました。
06_三菱みなとみらい技術館
 
3歳~5歳の子ども向けの「キッズグランド」と書いてありました。
 
三菱みなとみらい技術館は、技術寄りの説明が多く、未就学児が楽しむにはやや難しい場所ですので、家族連れで来て小さい子どもを遊ばせる場所としては、すごくありがたいコーナーですね。
 
 

三菱みなとみらい技術館の所要時間

 
オフィシャルサイトには「ご見学方法にもよりますが、およそ1時間~1時間30分くらいです。」とあります。
http://www.mhi.co.jp/museum/information/question/index.html#q02
 
ですが、三菱みなとみらい技術館の展示ボリュームが大きなミュージアムですので、一通り見て回るだけでも 2時間はかかると思います。
単なる展示ではなく、各コーナーにいろいろなゲームが用意されていますので、それも結構時間が必要です。
1時間だと興味があるコーナーをいくつか、という感じになるでしょう。
 
 
子どもが興味を持ったコーナーで何度となく繰り返し遊んでいたりすると、3時間、4時間くらいは遊んでいられるくらいのボリュームがある施設です。
 
 

深海ゾーンのシーメカニマルをつくろう!/しんかいシアター

 
うちの娘が一番回数多く繰り返し遊んでいたのは、「深海ゾーン」にある「シーメカニマルをつくろう!/しんかいシアター」ですね。
 
下記のように、胴体、動力、オプションメカを自由に組み合わせて、色を塗って、海の中を探検するマシンを作れます。
 
07_三菱みなとみらい技術館
 
作ったマシンが深海を模した大型スクリーンに投影される、というコーナーです。
 
08_三菱みなとみらい技術館
 
胴体、動力の組み合わせを変えても、ただ見た目の絵が変わるというだけなんですが、いろいろなパターンを組み替えながら何度も何度も楽しんでましたね。
 
マシンを組み立てるためのパネルは 4台あるんですが、どのパネルにも子ども達の列ができていまして、何度も何度もやるのはうちの娘だけじゃないみたいでしたけども。
 
 
これが組み合わせによって深海をもぐっていく深さが変わるとか、スピードが変わるとか、そんな性能を競えるゲームになったりするとより行列ができるんでしょうね。
 
 

航空宇宙ゾーンのフライトシミュレーター/深海ゾーンの SUPER SHINKAI/交通・輸送ゾーンの運転!ぴったりトラム

 
MRJのコックピットで操縦体験をするコーナーや、しんかい 6500に乗って海洋探検をするコーナー、トラム(路面電車)を運転するシミュレーションコーナーなど、1時間くらい待たないと体験できないコーナーもありまして、純粋に時間が必要なものもあります。
 
これらのコーナーは、1回(1人)あたりの体験時間が長いため、体験したときの満足感はあるんですが、その分待ち時間も長くなると言う痛し痒しなコーナーです。
 
まぁ、親が並んで、子どもはその間他のところで遊んでいる...ということになるわけですけどね。
 
 
「航空宇宙ゾーン」の「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)フライトシミュレーター」は、実物大の展示の中にあります。
 
09_三菱みなとみらい技術館
 
「交通・輸送ゾーン」の「運転!ぴったりトラム」は、電車の運転を体験することができます。
トラムの運転台はレバーとボタンなので、ちょっと実物感はないですけども。
 
10_三菱みなとみらい技術館
 
11_三菱みなとみらい技術館
 
「深海ゾーン」の「SUPER SHINKAI」は、深海探査船に乗って深海でのミッションのクリアを目指す、というコーナーです。
これはシミュレーションというよりゲーム感覚のものですね。
 
12_三菱みなとみらい技術館
 
それぞれ 1回の体験が 5分くらいなのですが、1人 5分なので 10人並ぶとそれだけで 50分かかる、という単純にそういう話です。
 
特に人気なのは MRJのフライトシミュレーターですが、20人くらいの列は当たり前にできていますね。
 
そして、これらの人気コーナーは、閉館の時間が近づいてくると、列に並んでも体験できないトラブルを防ぐために、スタッフが列に並ぶのを止めるように案内があります。
 
そんなわけで、うちの娘は未だに MRJのフライトシミュレーターを体験したことがありません...
 
あまり大きな声で言えませんが(ブログなのでそもそも声を出していませんが)、トラムは、閉館ギリギリになると列に並ばなくても体験できる時間帯ができたりします!
 
 

三菱みなとみらい技術館の航空宇宙ゾーン

 

航空宇宙ゾーンの MRJ(Mitsubishi Regional Jet)コーナー

 
航空宇宙宇ゾーンは、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)コーナーとロケットのコーナーに分かれています。
 
MRJコーナーには、実物大の MRJのコックピットとエンジンの模型が展示されていて、解説があります。
エンジンがものすごく大きいことが分かりますね。
 
13_三菱みなとみらい技術館
 
1年前(2016年2月)は、初フライトに成功(2015年11月11日)してから間がなかったこともあって、すごくめでたく、いよいよ量産に向かって進んでいく!という雰囲気がありましたが、もう何度目かの延期になっていて、本当に大丈夫なんだろうか?という雰囲気に変わってきているような気もしますね...
 
14_三菱みなとみらい技術館
 
 

航空宇宙ゾーンのロケットコーナー

 
ロケットコーナーには、H-2、H-3ロケットの模型が展示してあります。
最初に紹介した、入り口すぐの場所にある 5mの模型ほど大きくはありません。
 
15_三菱みなとみらい技術館
 
H-2ロケットのメインエンジンである LE-7Aエンジンは実物が展示してあります。
巨大なので大きさに圧倒されますが、どうすごいのかはよく分からず...
 
16_三菱みなとみらい技術館
 
その他、ロケットコーナーでは、宇宙飛行士になるための訓練をもしたゲームや、宇宙ステーションに補給物資を運ぶ「こうのとり」を、ロボットアームの操作によって無事に宇宙ステーションにドッキングさせるゲームなどがあります。
 
ロケットコーナーを抜けると、宇宙服を着た感じの記念撮影ができるコーナーがあり、そこで航空宇宙ゾーンは終了です。
 
17_三菱みなとみらい技術館
 
 

三菱みなとみらい技術館の海洋ゾーン

 
海洋ゾーンの真ん中には「しんかい6500」の模型があります。
 
18_三菱みなとみらい技術館
 
この裏側に行くと、コックピットの様子も見ることができます。
でも、コックピットはものすごく小さいことも分かります。
 
また、深海に必要な道具や実験器具などが展示してあります。
 
19_三菱みなとみらい技術館
 
さらに、世界最高レベルの深海の海底を掘って探索することができる地球深部探査船「ちきゅう」の模型があります。
そして、実際の海底を掘っているドリルの展示や、穴を掘る技術について動画での解説がなされています。
 
20_三菱みなとみらい技術館
 
海を探索する潜水艦の紹介もされています。
 
21_三菱みなとみらい技術館
 
そんな中、小説「海底二万里」に出てくる「ノーチラス号」も紹介されていました。
 
22_三菱みなとみらい技術館
 
個人的には、ノーチラス号というと、NHKのアニメ「ふしぎの海のナディア」の方を思い出しますけども...
 


 
 

三菱みなとみらい技術館の交通・輸送ゾーン

 
交通・輸送ゾーンは、先に紹介したトラムのシミュレーターと、この「発見!ぴったりシティー」がメインのエリアですねえ。
 
23_三菱みなとみらい技術館
 
この「発見!ぴったりシティー」は、スマートシティを模したゲームです。
スマートシティは、スマートコミュニティ、環境配慮型都市とも呼ばれるもので、街全体の電力の需要と供給を ITや省エネの技術を組み合わせて利用し、快適な生活と環境問題への配慮を高次元で両立させた社会インフラのことです。
 
「発見!ぴったりシティー」は、そのスマートシティを実現するための仕組みが街の中のどこにあるか、トラックボールとスイッチで見つけ出すゲームです。
 
ルールが分かりにくく、何度かチャレンジしたくなると言うこともありまして、1年前は娘がものすごく気に入っていたゲームでしたが、今回は違うものに興味が移っていましたね。
 
 

三菱みなとみらい技術館の環境・エネルギーゾーン

 
2階に上がっていくと正面にあるのが「環境・エネルギーゾーン」です。
 
24_三菱みなとみらい技術館
 
全体のイメージが上記の写真です。
自然の中にあるエネルギーが生まれる場所を大きなスクリーンに動画で説明されています。
 
ガスによる発電用のタービンの模型。
 
25_三菱みなとみらい技術館
 
地熱発電所の模型。
 
26_三菱みなとみらい技術館
 
原子炉の内部の解説模型。
 
27_三菱みなとみらい技術館
 
原子炉に関しては、この他、映像による解説や 3Dの動画による解説などもありました。
福島の原発事故のこともあり、原子炉がどういう構造なのか、原子力発電所がどういう施設なのか、といったことを知るのに非常に役に立ちました。
 
 
エネルギーということで、エネルギーの元になる資源についての展示もあります。
石油、石炭、天然ガス、ウランが世界のどこにどれくらい存在しているのか。
石油、石炭、天然ガス、ウランがどんなものなのか。
その展示があります。
 
28_三菱みなとみらい技術館
 
 
同じ様な展示は、天然ガスを輸入している東京ガスの科学館「ガスの科学館・がすてな~には豊洲にある東京ガスのミュージアム。駐車場情報も。」にもありましたね。
 
 

三菱みなとみらい技術館のトゥモロースクリーン

 
トゥモロースクリーンは、サイエンスプラザに新設されたコーナーです。
 
29_三菱みなとみらい技術館
 
下記のように指定されたポーズを取ると、そのポーズに合わせた未来の乗り物が現れます。
 
30_三菱みなとみらい技術館
 
真ん中のピンク色の乗り物が「空を飛ぶ乗り物」として召喚したものです。
 
31_三菱みなとみらい技術館
 
リニューアルされたコーナーなんですが、かなりのスペースを利用しているコーナーなんですが、残念なコーナーになってましたね。
出てくる乗り物が各 3種類くらいあるんですが、ただ出てくるだけでそれ以上のものがないというのが残念ですよねぇ...
 
 

三菱みなとみらい技術館のサイエンスプラザのイベント

 
この日のサイエンスプラザでは、「からくり人形展」をやっていました。
2017年03月25日、26日の 2日間の特別展でした。
 
32_三菱みなとみらい技術館
 
からくり人形と言えば、この「お茶運び人形」が有名なんじゃないでしょうか。
お湯のみを乗せると歩き出し、お湯のみを受け取ると止まり、再びお湯のみを乗せると Uターンをして戻っていく、というからくりが組み込まれている人形です。
 
33_三菱みなとみらい技術館
 
これが江戸時代に考案されて作られていたというのはオドロキですよね。
歯車の仕組みとかを理解している日とはごくごく一部だったでしょうから、このからくり人形を見た人たちはかなりの衝撃を受けたでしょうね。
 
今なら工作キットとして購入ができます!
 


 
次は、弓を的に向かって射る人形です。
ちゃんと弓に矢をつがえて、的に向かって矢を射るんです。そして、ちゃんと矢が飛んでいき的を射貫くという人形です。
 
34_三菱みなとみらい技術館
 
次は、仕掛けが見えるようになっていますが、筆で文字を書いてくれます。
 
35_三菱みなとみらい技術館
 
書き上がった書が下記のものです。
 
36_三菱みなとみらい技術館
 
書き上がった書はもらえるのですが、ちゃんと跳ね、払いなどの運筆まで再現されるのを見るのはオドロキ以外ないですね。
 
知識として知っているものではありましたが、実際に触れて、目の前でそれが動くって言うのはすごい興味が湧きますね。
 
 
機械好きな私などはすごく面白く見ることができるわけですが、今の子ども達はこれを見ても何がすごいかよく分からないでしょうから、からくり人形展は大人向けのイベントなんでしょうね。
 
 

三菱みなとみらい技術館のサイエンスプラザ

 
この日のサイエンスプラザはイベントの「からくり人形展」がメインになっていましたが、裏側には本来のハンズオンコーナーらしき装置もありました。
 
下から空気が出てきて、風船が宙に浮くという仕掛けのもの。
風船も 2つしかありませんでしたが、風船が割れた後とか、説明パネルにはいろいろなものを飛ばしてみましょう、と書いてありましたので、本来はもう少し違う実験ができるもののようです。
 
37_三菱みなとみらい技術館
 
滑車を使うと重たいものも軽く持てるようになります、という実験装置です。
 
38_三菱みなとみらい技術館
 
滑車の仕組みを伝える分かりやすい装置で、他の科学館「科学技術館って知ってる?九段下の北の丸公園にある科学技術館は夏休みの自由研究に最適」でも見かける装置ですね。
 
歯車の動きを理解する装置もあります。
 
39_三菱みなとみらい技術館
 
自宅で歯車を使った遊びをするには、ボーネルンドのカラフルギアーがオススメですね。
 


 
 
コマ撮りアニメを作る装置もあります。
これは期間限定のワークショップの装置のようですが。
 
40_三菱みなとみらい技術館
 
台の上で連続写真を撮っていって、それを再生していく装置です。
コマ撮りをするための小道具もいろいろと準備されていまして、子ども達は思い思いのアニメを撮っていました。
 
1人の制限時間は 5分となっていて、5分を測るためのタイマーも置いてあって、5分ごとに交代するようになっていました。
時間によっては数人の列ができていましたが、ほぼ並ばずに楽しめます。
 
 

三菱みなとみらい技術館のモデル展示

 

航空機モデルのコーナー

 
現在はサイエンスプラザのコーナーになっているエリアには、以前は三菱重工の歴史を物語るモデル展示のコーナーでした。
 
41_三菱みなとみらい技術館
 
42_三菱みなとみらい技術館
 
43_三菱みなとみらい技術館
 
三菱重工が開発した飛行機、戦闘機のモデルが多く展示してありました。
YS11(YS-11A ターボプロップ輸送機)、海軍零式艦上戦闘機五二型、現在も配備されている F-15Jなど飛行機好きにはたまらないエリアでした。
 
 

艦船モデルのコーナー

 
隣のエリアには、船の模型のコーナーもありました。
 
44_三菱みなとみらい技術館
 
45_三菱みなとみらい技術館
 
戦艦は「武蔵」。それと、原油タンカー。
 
武蔵は、日本海軍が製造した世界最大、最強と謳われたの戦艦、大和型戦艦の二番艦。
 
当時、世界最大の戦艦だったワケですが、その裏に見えるタンカーは同じ縮尺のモデルですが、武蔵より大きいという、現在の船がいかに大きいかを表す対比のような感じもしますね。
 
こちらも大きな船、豪華客船である「ダイヤモンド・プリンセス」。
 
46_三菱みなとみらい技術館
 
直接対比できる位置にありませんでしたが、実際の大きさは、武蔵の全長が 263mに対して、ダイヤモンドプリンセスは 290m。
ダイヤモンド・プリンセスの方が大きいですね。
 
ちなみに、ダイヤモンド・プリンセスは、製造中に火災を起こしたあの船です...
 
 

モデル展示はミュージアムショップの隣に

 
以前は広いエリアに展示してあった航空機、艦船、鉄道のモデルですが、現在は、出口付近のミュージアムショップの隣に移動しています。
 
さすがに全てを展示できるスペースではありませんので、選りすぐりのモデルだけになっていましたが、個人的にはじっくり見ていたエリアですね。
 
トゥモロースクリーンをなくして、そこに移動させて欲しい!
 
 

三菱みなとみらい技術館のミュージアムショップ

 
ミュージアムショップも充実しています。
 
47_三菱みなとみらい技術館
 
48_三菱みなとみらい技術館
 
三菱重工のグッズとして、MRJやロケットのグッズがあったり、科学館などでよく見かける実験グッズや、太陽ロボットキット、宇宙食などが販売されていました。
 


 

 
その他、戦艦や航空機の 10万円ほどするモデルなども販売されていました。(戦艦大和は三菱重工での製造ではないので、大和は売っていませんでしたが。)
 

 
そんな中、娘は自作できるプラネタリウムを選びました。
黒いプラスチックのドーム状のところに白い点が打ってあり、それをピンで穴を開けてプラネタリウムを自作する、という工作セットです。
 

 
 

三菱みなとみらい技術館には飲食コーナーはない

 
三菱みなとみらい技術館の中には、食事をする場所や飲み物の自販機などはありません。
 
なので、食事をする場合は一度外に出る必要がありますが、当日の入場チケットがあれば何度でも再入場ができますので、午前中に入館して、お昼ご飯を食べるために一度退館し、午後から改めて入館するということも全く問題ありません。
 
 
すぐ隣がランドマークタワーがある「ランドマークプラザ」、みなとみらい駅が直結する商業施設「マークイズみなとみらい」などですので、食事をする場所には全く困りません。
 
ちなみに、ランドマークタワーもマークイズも三菱地所の施設ですので、辺り一帯が三菱グループということですね。
 
 

三菱みなとみらい技術館へのアクセス

 

三菱みなとみらい技術館へ電車で行く場合

 
三菱みなとみらい技術館に電車で行く場合は、みなとみらい線の「みなとみらい駅」か、JR根岸線、横浜市営地下鉄の「桜木町駅」が最寄りになります。
 
駅からはちょっと歩きますが、途中屋根があるエリアも多いので、雨の日もそんなに苦労することはないですね。
 
 

三菱みなとみらい技術館へ車で行く場合

 
車で行く場合は、三菱みなとみらい技術館には地下駐車場がありますので、そこを利用することができます。
 
ただ、30分 250円かかりますし、割引サービスなどはありませんので、食事をしたり買い物をしたりする予定があるならば、ランドマークやマークイズなどの駐車場に止めて割引サービスを利用する、という方法がオススメです。
 
 

三菱みなとみらい技術館のその他の施設・サービス

 

コインロッカーがあります

 
三菱みなとみらい技術館の中には 100円を入れて利用するコインロッカーが用意されています。
100円は使用後に戻ってくるタイプのロッカーですので、費用はかかりません。
手荷物が多いときはロッカーに入れて身軽になって見学するといいでしょう。
 
 

赤ちゃんのおむつ替えの台・授乳室

 
三菱みなとみらい技術館には授乳室やおむつ替えの台なども用意されています。
 
おむつ替えの台は館内のロッカーの近くにもありまして自由に利用できる様になっていますが、授乳室は有料エリアを一度出た受付近くにあります。
授乳室を利用する際にはスタッフに声を掛ける必要があるようです。
 
 

トイレは 1階が便利

 
三菱みなとみらい技術館のトイレは 1階、2階にそれぞれありますが、2階のトイレは 1人ずつしか入れません。
ですが、1階のトイレは広いので、2階のトイレが空いてなければ並ぶより 1階に降りていく方が早いですね。
 
 

三菱みなとみらい技術館の展示モニター

 
パナソニックのミュージアムもソニーのミュージアムもミュージアム内の製品は、ほぼ自社製品でまかなっていました。
自社のメイン商材であるモニターに他社製品を使うなんてありえない!なんていう感じで。
 
でも、三菱みなとみらい技術館はやや様子が違いました。
 
もちろん、三菱重工自体は家電を製造していませんので、そこまでこだわっていないのかも知れませんが、いろいろなメーカーのモニターが使われていました。
 
まずは、もちろんグループ会社の三菱電機製。
 
49_三菱みなとみらい技術館
 
NEC製。
 
50_三菱みなとみらい技術館
 
eloブランドのモニター(タッチパネル・システムズ株式会社製)。
 
51_三菱みなとみらい技術館
 
Pro Lite T2253MTSは、iiyamaブランド。(株式会社マウスコンピューターのディスプレイのブランド名。旧社名はイーヤマ。)
 
52_三菱みなとみらい技術館
 
いろいろなメーカーのモニターが設置してある中で、なぜかこのディスプレイだけ社名が隠されていました!!
 
53_三菱みなとみらい技術館
 
54_三菱みなとみらい技術館
 
写真だと分かりにくいんですが、SHARP製です。
何でシャープだけ隠すんでしょうね??
シャープだけ隠してあるので、余計に気になって仕方がない...
 
 

三菱みなとみらい技術館のまとめ

 
三菱重工が提供する企業ミュージアムで、三菱重工の持つ技術や事業領域の知識などが学べる正統的な企業ミュージアムです。
 
広い館内に豊富な展示内容があり、展示をじっくり堪能しようと思うと、途中お昼をはさんで 1日遊んでいられるミュージアムです。
 
展示内容が分かってくるのは小学校高学年になった辺りからではありますが、各コーナーごとにゲーム仕立てになった解説もありますので、飽きさせない仕掛けは随所に施されています。
 
また、理科の実験やサイエンスプラザの体験コーナーやイベントなど展示中心から体験型のミュージアムに変わりつつあり、より小さい子どもから楽しめるようになってきています。
 
MRJのフライトシミュレーター、トラムのシミュレーターなどいくつかのコーナーは並ぶ時間が必要ですが、それ以外のコーナーはほとんど並ばずに楽しめます。
 
みなとみらいは遊ぶところがいっぱいありますが、三菱みなとみらい技術館も 1日楽しく学べる施設ですね。

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