珍獣が我が家へ・子供の成長絵日記

子育て絵日記から始まって、現在は子供とお出かけしたレジャースポットを中心に子育てに役に立つ情報や便利になる商品情報などを提供しています。


上野動物園のシャンシャンの待ち時間やへんないきもの、ざんねんないきもの

      2019/06/30

上野動物園レビュー

 

上野動物園の基本情報

 
上野動物園オススメ度は 4.0!
 
上野動物園
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
 
【場所】
東京都台東区上野公園9-83
 
【地図】
https://goo.gl/maps/t1rGXvAWSYkadQjy8(Google Maps)
 
【アクセス】
京成電鉄本線「京成上野駅」 徒歩 4分
JR山手線、京浜東北線、常磐線、宇都宮・高崎線「上野駅」 徒歩 5分
東京メトロ千代田線「根津駅」 徒歩 5分(池之端門まで)
東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」 徒歩 8分
都営大江戸線「上野御徒町駅」 徒歩 10分
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/directions.html
 
【料金】
大人:600円、65歳以上:300円、中学生:200円、小学生以下:無料
※都内在住・在学の中学生:無料
 
【営業時間】
09:30~17:00
 
【休園日】
月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
 
開園日のカレンダーは以下を参照
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/hours.html
 
【駐車場】
なし
 
近隣の駐車場を利用の場合は以下を参照
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/directions.html
 
 
上野動物園・園内総合案内マップ
 
 

上野動物園とは?

 
都立上野恩賜公園内にある動物園で、日本で一番最初(1882年03月)に開園した動物園です。
 
また、上野という都心の立地の良さもあり、観光客などの入園者も多く、年間の入園者数日本一を誇る動物園です。
 
さらに、スマトラトラやニシゴリラ(ニシローランドゴリラ)など希少な動物をはじめ、500種ほどの動物を飼育しており、東山動物園に次いで 2番目に飼育種が多い動物園でもあります。
 
ちなみに、園内にあるモノレールも日本初のモノレールです。
 
 
また、動物をただ見るだけではなく、子どもたちが動物と触れ合い学ぶことができる「子ども動物園」もあります。
都心ではなかなか触れることができない動物に触れあうことができる貴重な場所にもなっています。
 
「子ども動物園すてっぷ」は、2017年07月11日に場所を移転してのリニューアルオープンしています。
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=24223
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/childrenszoostep/index.html
 
ちなみに「子ども動物園」も 1948年(昭和 23年)に日本で初めてオープンした施設です。
 
 

久しぶりの上野動物園へ

 
とある日曜日。
私は「国立科学博物館」に行きたくて、
妻は「国立西洋美術館」に行きたかったのです。
 
どちらも上野恩賜公園内にありまして、ほぼ隣り合った感じの場所に建っています。
 
そんなわけで、それぞれがそれぞれ行きたいところに行くことにして、娘にはどちらと一緒に行きたいか、聞いてみることにしました。
 
「パパは『国立科学博物館』に行きたくて、ママは『国立西洋美術館』に行きたいんだけど、どっちと一緒に行く?」と。
 
そうすると娘は「どっちも上野にあるんだよね?だったら上野動物園に行きたい!」と答えたのでありました。
 
 
2つの選択肢を出した中で、どちらも選ばず自分の行きたいところを言う。
「あぁ、娘も成長したなぁ」と思いつつ、何年ぶりかの上野動物園に行くことに決まったのでありました。
 
 
ちなみに、交渉術の一つとして、他にもいろいろと選択肢があるの中で「Aと Bとどちらがいい?」と選択肢を絞って提示するという方法があります。
その時点で、多くの人は Aか Bかのどちらかから選ぶものだと思い込み、それ以外の選択肢を考えなくなってしまうものなのです。
 
娘には、そんな交渉術があるんだよ、と何度となく話をしたことがあったのですが、娘はそんな交渉術に乗らずに自分の行きたいところを主張したのです。
そんなところに「成長したなぁ」と感じたのでありました。
 
 

シャンシャンが生まれて約 2年。シャンシャンフィーバーは落ち着いいていた

 
この日はすでに 3月に入っていたものの非常に寒い日で、最高気温でも 10℃に届かない日でした。
加えて、雨が降っている状態でしたので、数値的にも体感的にも真冬並みに寒い日でした。
 
 
そんな寒さもあったのか、パンダを見るために並ぶ列も非常に短くなっていました。
 
上野動物園・パンダのシャンシャンを見るためにパンダ舎の前に並んでいる列
 
上記はパンダ舎の前に並ぶ列です。
 
上野動物園・入場ゲート前に並ぶためのガイド
 
園外には全く列はありませんでした。
 
上野動物園・パンダのシャンシャンを見るための待ち時間の案内看板・20分待ち
 
待ち時間は 20分ほど。
 
 
2017年 6月12日に産まれたシャンシャン。
そして、同年 12月19日に一般公開されたシャンシャン。
 
一般公開された当時は、1日 400組までという激レアチケットだったこともあり、そのチケットを求めて壮絶な争奪戦が繰り広げられたシャンシャン見学でしたが、現在は、現地で列に並びさえすれば見ることができます。
 
上野動物園・1年前のパンダのシャンシャンを見るために並んだであろう列のあと
 
ちょうど 1年前の 2018年 3月 4日に「国立科学博物館」に行った帰りに撮った写真があったのですが、1年前はパンダを見るために園外でもこんなに並んだんでしょうね。
 
上野動物園・パンダを見るための列はパンダ舎の前で小学生がいる家族用とそれ以外に分かれる
 
また、小学生以下の子どもがいるグループの場合は、子どもがいるグループ向けの優先ルートがあります。
一般向けのルートよりは全然余裕があってすぐに見ることができ、また、より近い場所で見ることができますので、行くならば小学生以下の子どもを連れて行くといいですよ!
 
上野動物園・パンダのシャンシャンは木の上でお昼寝中
 
この日の「シャンシャン」は木の上で寝ていたようで、全く動いていなくて、お尻しか見えなくて残念でしたね。
 
しかも、スタッフの方が「立ち止まらないでください!」とアナウンスしていますので、寝姿をじっと見ているワケにもいきません。
人気があるだけにこればっかりは仕方がないところでしょうか。
 
上野動物園・オスのパンダのリーリーが現れた!
 
シャンシャンの母親の「シンシン」は姿が見えませんでしたが、父親の「リーリー」は元気な姿を見せてくれました!
 
ぬいぐるみみたいですねぇ。
 
「パンダとかコアラとかが絶滅しなかったのはヒトに寄生する戦略(かわいがってもらうことで生き残る戦略)を採ったから」なんて言う方もいますが、それも否定できない事実だな、と感じます。
 
 

パンダ舎の入り口には歴代のパンダの紹介が

 
上野動物園・パンダ舎の入り口
 
順番は逆になっていますが、パンダ舎の入り口はこんな感じ。
 
上野動物園・上野動物園で飼育されてきた歴代のパンダの説明
 
中に入るとこれまで上野動物園で飼育されてきたパンダの紹介がありました。
 
上野動物園・上野動物園で飼育されていたパンダはほとんどが国立科学博物館で剥製になっている
 
ちなみに、上野動物園で飼育されていたパンダは剥製として保存されているようです。
先日国立科学博物館に行ったときは「ホアンホアン」の剥製が展示されていました。
 
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=tama&link_num=10531
 
 
上野動物園・上野動物園で現在飼育されているパンダの紹介・リーリー、シンシン、シャンシャン
 
現在飼育されている「リーリー」「シンシン」「シャンシャン」についての紹介文です。
 
上野動物園・パンダのシャンシャンが産まれたときの案内看板
 
シャンシャンが生まれた頃の紹介文です。
 
 
また、シャンシャン(上野で産まれたパンダ)は、産まれてから 2年で中国に返却する(返却に向けて話し合いをする)という契約になっていました。
そのため、今年(2019年)の 6月には中国に帰ってしまうかもしれない、と言われていましたが、先日、2020年末までは上野にいることがアナウンスされました。
 
https://www.fnn.jp/posts/00418536CX
 
この後紹介しますが、現在新しいパンダ舎が建設中です。
そこには「シャンシャン」は欠かせざるものであるのでしょうから、今回の契約延長は是が非でも必要なものだったのではないでしょうか。
 
また、シャンシャンが中国に帰っても代わりのパンダが来てくれるんじゃないか、そんなことも期待が膨らみます。
 
 

「へんないきもの」に感銘を受ける

 
娘も大きくなってきて、動物園での楽しみ方も変わってきたと感じます。
 
幼稚園の頃などは、大きな像を見て「ぞうしゃん、ぞうしゃん!!」と言って大はしゃぎしていましたが、今はそんなに大喜びはしなくなりました。
 
もちろん、ゾウやトラ、クマ、ゴリラなどを見て喜んではいるのですが、小さいころとは違います。
 
動物がそんなに好きじゃなくなったのか、と言うとそんなことはありません!
 
 
それはっ!!
違う動物で大はしゃぎするんです。
 
理由は ↓これっ!!
 


 

 
今みたいに流行る前に私自身が読みたくて買っていたのですが、ある日ふと娘に見せてみると、食いつくように読みふけり、今では愛読書の 1冊になっています。
(「へんないきもの」は 2004年刊行で、2005年に購入。その時点で第 18刷。続編の「またまたへんないきもの」は初版本でした。)
 
テレビで「へんないきもの」に出てくる動物が出てくると、すぐに本を出してきてここに載ってるよ!と教えてくれるくらい頭の中に入っているのです。
 
そんなわけで、メジャーな動物よりへんないきもの的な変わった動物も大好きなのです。
 
 

不老不死とも言われるハダカデバネズミ

 
そして、私も最初に知った時に衝撃を受けたのは「ハダカデバネズミ」。
 
上野動物園にいるハダカデバネズミ。真社会性のほ乳類。不死身とも言われている。
 


 

 

 

 
「ハダカ」で「デバ」で「ネズミ」...
周りの人に言うとどれもアウトな表現だと思うワケですが、動物の名前には見たまんまの名前って多いですね。
 

 
ちなみに、「ハダカデバネズミ」のことを初めて知ったのは「ナマケモノが見てた」というマンガでした。
 
 

数少ないまん丸になれるマタコミツオビアルマジロ

 
「マタコミツオビアルマジロ」は、20種類ほどいるアルマジロの中でわずか 2種類だけというまん丸になれるアルマジロの 1種です。
 


 

 
これは「へんないきもの」ではなく「続ざんねんないきもの辞典」に出てきます。
 

 
「へんないきもの」で紹介されているのは「ヒメアルマジロ」なんですが、「続ざんねんないきもの辞典」では、完全に球体になれるのは「マタコミツオビアルマジロ」!として紹介されています。
 
丸くなるためにかなり苦労をしているような気がするのは気のせいでしょうか...
 
 

山岳地帯に住む大きめのネズミ、デグー

 
こちらは「へんないきもの」などの書籍には出てきませんが、チリ原産の大きめのネズミです。
 


 
匂いが少ないことやハムスターなどと比べて長生きをすることなどから、最近はペットとして人気が高まっているそうです。
 
 

一般的にメジャーな動物たち

 
もちろん、普通の方々にとって動物園の主役の動物たちの写真もあります。
 

見た目とは裏腹におとなしくて賢いニシゴリラ

 
その中で多くのギャラリーを引き付けていたのは「ゴリラ」でした。
種としては「ニシゴリラ」。学名は「ゴリラゴリラ」。
 
寒そうにしていた父ゴリラと母ゴリラの周りで子どものゴリラが遊んでいました。
 
上野動物園のニシゴリラのオスと子ども
 
上野動物園のニシゴリラのメス。こちらも寒くて布を被っている
 
上野動物園のニシゴリラ。寒さに耐えるため手は胸元に。
 
3つめの写真は、もぞもぞと動いて手足を身体の下に入れて寒さ対策をしているようでしたが、お尻を突き出す形になったところが大ウケでした。
また、2枚目はメスの写真なのですが、メスの方は布を頭からかぶっていました。寒い日でしたからねぇ。
 


 

 

 
 

絶滅の危機に瀕しているスマトラトラ

 
そして、「トラ」。
種としては「スマトラトラ」。学名は「パンテラティグリススマトラ」。
 


 
次のライオンと比べてサービス精神(?)が旺盛で、トラ舎内をウロウロ動き回りながらその迫力ある姿を存分にアピールしてくれていました。
 
まさにインスタ映えする雄姿でした。
 
 

「ライオン」と「今日から俺は」の「伊藤真司」

 
上野動物園のライオン。雨に濡れてたてがみがしっとりしていた
 
今日から俺はの伊藤真司はお風呂には行って髪を洗うとこうなるらしい
 
「今日から俺は」のドラマの放送は終っていましたが、その後コミックを買ったりして、まだまだ余韻が残っている時期でしたので、この雨に濡れたライオンを見て、伊藤真司が髪を降ろしたところを思い出してしまいました。
 
雨が降るとたてがみもしんなりするんだなぁ、と。
この姿を見ると、トラの方が強そうに見えますねぇ。
 


 
 

日本列島に幅広く生息し、世界の北限に棲むニホンザル

 
世界の最北限に住むサルです。
 
上野動物園のニホンザル。寒い日だったので、あまり動かず...
 
上野動物園のニホンザルはむつ市のサルであるそうだ
 
ですが、この日はどのサルも寒そうで、小さく丸くなってあんまり動こうとしてませんでした。
 
 

上野動物園は現在あちこちで工事中

 
上野動物園では、園内のあちこちで改修工事をしています。
 
まず、東園の正門でもある「表門」の場所がやや東に移動しています。
 
上野動物園の正門が東側に移動している
 
また、最初の方で書きましたが、子ども達が動物とふれあえる「子ども動物園」の場所が、より「弁天門」の方に移動しています。
 
上野動物園・新しいパンダ舎のパンダのふるさとゾーン(仮称)が建設中
 
上野動物園・新しいパンダ舎のパンダのふるさとゾーン(仮称)が建設中でその現場
 
その「子ども動物園」があった場所に、パンダ舎となる「パンダのふるさとゾーン(仮称)」が建築中です。
 
 
ニホンザルのサル山近くのカピバラやバクの展示スペース、および、レストランなどもなくなっています。
 
 

日本最古の上野動物園のモノレールは存続の危機?!

 
上野動物園にある日本最古のモノレールの東園側の駅舎
 
また、衝撃的なのは、モノレールが止まっていたことです。
 
上野動物園にある日本最古のモノレールの西園側の駅舎
 
上野動物園にある日本最古のモノレールが現在運行を見合わせていることの案内表示
 
上野動物園モノレール、黒字なのになぜ存続危機なのか?「日本最古」ゆえの事情
https://trafficnews.jp/post/83226
 
上記の記事を読んでモノレールが止まっていることは知っていたのですが、現状を見る限りではとても再開をする予定があるようには見えませんでした...
 
現在運航をしていないのは故障が原因ではありますが、もともと廃線にすることも検討されていただけに、復活せずにこのまま廃線になってしまうのではないかという不安がぬぐえません。
 
 
上野動物園にある日本最古のモノレールのフォトスポット
 
東園の乗り場にある「モノレール」のフォトスポットがもの悲しげに立っていました...
 
 

上野動物園には駐車場がない

 
上野動物園は、上野恩賜公園内にありますので、上野動物園まで直接車で行くことはできません。
また、上野動物園用の駐車場もありませんので、車で行く場合は上野恩賜公園の近隣の駐車場を利用することになります。
 
近隣の駐車場については、下記のオフィシャルサイトに案内が出ています。
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/directions.html
 
上野恩賜公園周辺の駐車場の相場は 1時間 600円(10分 100円)と言ったところです。
観光地のため、結構高めです。
園内をゆっくり見て回るためには、公共交通機関で行く方がいいような気がします。
 
 

上野動物園のレストラン情報

 
上野動物園の園内には、大きめのレストランが西園に 1つと、軽食をテイクアウトで販売するお店が西園と東園に 1つずつあります。
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/restaurant.html
 
また、座って休憩できるエリアはいくつもありますので、動物園の外で食べ物を買ってから持ち込む方法もあります。
 
上野駅の周りにはコンビニやファーストフード店などが多数ありますので、それらのお店でテイクアウトした食べ物を持ち込むのもいいでしょう。
 
また、上野駅周辺のレストラン事情については、下記に記事を書いていますので参考にしてください。
国立科学博物館の見所、駐車場、特別展の整理券、ランチの場所などのまとめ
 
 

上野動物園はゾウやキリン、ライオンからへんないきものまで!

 
上野動物園は 1日楽しめてリーズナブルでした!!
 
先日、池袋のサンシャインシティで開催されている「へんないきものてん3」に行ってきましたが、入場料は子ども同一料金で 1人 600円でした。
 
対して、上野動物園は大人 600円、都内在住の中学生までは無料です。
そして、上野動物園で見ることができる動物の種類、数は圧倒的にいっぱいいるわけです。
いっぱいいればいいというものではありませんが、種類にしても数にしてもコストパフォーマンスは圧倒的です。
 
また、混んでもいないので、じっくりゆっくり見ることが出来ます。
 
動物園は、子どもが大きくなってくるとなかなか行かなくなるところではありますが、面白い動物、珍しい動物がいっぱいいますので、大人になっても全然楽しめる場所でしたね。
 
「へんないきもの」とか「ざんねんないきもの」とかも見ることも出来ますので、お得感満載ですね。
 
 
上野動物園にある史上最重量の巨鳥、エピオルニスの復元模型
 
ちなみに、上の写真はマダガスカル島に 150年ほど前まで生息していたと言われる史上最重量の巨鳥、エピオルニスの復元模型です。
400kg以上あったそうです。でかい!

 - お出かけ先レビュー

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