珍獣が我が家へ・子供の成長絵日記

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第一三共くすりミュージアムは口コミ以上。感想としては大人も役立つ!

      2017/03/25

第一三共くすりミュージアム施設レビュー

 

第一三共くすりミュージアムの基本情報

 
第一三共くすりミュージアムオススメ度は 4.0!
 
第一三共くすりミュージアム
https://kusuri-museum.com/
 
【場所】
東京都中央区日本橋本町3-5-1
 
【地図】
https://goo.gl/maps/keBRinLMhKU2(Google Maps)
 
【アクセス】
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」 徒歩 2分
JR総武線快速「新日本橋駅」 徒歩 1分
 
【料金】
無料
 
【営業時間】
10:00~18:00(最終入場は 17:30)
 
【休館日】
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
 
【駐車場】
なし
 
【団体見学】
10名以上での見学の場合は事前連絡が必要
 
 

第一三共くすりミュージアムとは?

 
第一三共くすりミュージアムは、東京の都心の一つである日本橋にある第一三共の本社ビルにある、第一三共が提供する薬に関するミュージアムです。
 
そもそも薬はどういう仕組みのものなのか、薬がどうやって身体に効果をもたらすのか、薬の投与方法によってどういう違いがあるのか、薬はどうやって開発されるのか、薬はどうやって製造されているのか、といった薬にまつわる知識と理解が広がるミュージアムです。
 
日本橋は、くすり問屋が多かった場所でもありまして、第一三共の本社の他、アステラス製薬や中外製薬などの大手の製薬会社をはじめ、多くの製薬会社が点在している場所です。
 
第一三共くすりミュージアム
 

第一三共くすりミュージアムの対象年齢

 
くすりミュージアムの対象年齢はやや高めです。
ハッキリ言って子どもに向けた施設ではありません。
 
 
もちろん、子どもも楽しめるようにゲーム仕立てになっているコーナーもありますが、それでも小学校の低学年や幼稚園児などが楽しむには高度すぎるでしょう。
 
楽しさが分かってくるのは、小学校の高学年になってくるあたりからではないでしょうか。
それ以上に、化学のことや薬学のことに少し興味を持ち始めてきた中学生や、将来の進路を考え始める高校生などが来て、薬に対する理解を深めるような感じのミュージアムです。
 
もちろん、薬のことをもう少しちゃんと理解しておきたい、と思う大人も十分に満足できるミュージアムになっています。
 
 
たとえば、最近体調を崩し気味でよく薬をもらうけども飲み方は合ってるんだろうか、子育て中の親が子供に薬を飲ませるときにこういうときはどうすればいいんだろうか、どうやって薬が患部に効くようになるんだろうか、そんなことをちょっとでも思っているならば、行ってみるとためになるんじゃないかと思いますね。
 
薬に対して日頃ぼんやりとした不安や心配事が解消するかもしれないですよ!
 
私の場合は、アレルギー症状が出てちょうど薬を飲んでいるときでしたので、いつも以上に真剣に説明を聞いたような気がしますね。
そういう意味では、体調がよくない時の方が真剣に見られるかも(笑)?
 
 

第一三共くすりミュージアムの所要時間

 
所要時間は、パンフレットには 1時間程度、Webサイトには 60~90分と書いてあります。
ですが、うちの娘は 3時間ほど遊んでいました。
 
 
くすりミュージアムは、1フロアで、それほど広い施設ではありませんので、さらっと見て回るだけなら 30分程度で見て回れます。
 
フロアマップは下記のページ
https://kusuri-museum.com/floor/
 
 
ですが、薬のことを少しでも理解しようと思いながら、各コーナーの解説などを一通り見ていこうと思うならば優に 1時間はかかりますね。
 
ただ、解説は、動画による解説になっていまして、動画なので分かりやすくはあるものの、各コーナーの全ての解説動画を最初から最後まで見る人はかなり奇特な方のような感じがしますね。
それくらいすごい量の解説があります。
 
実際のところは、いくつかの興味が湧くコーナーのところはちゃんと見るけど、それ以外のところは適当につまむ程度に見るくらいなんじゃなかろうかと思います。
そんな感じで見て 2時間弱、といったところだと思います。
 
 
ただ、いくつかのコーナーの解説では、ゲーム仕立てになっていまして、うちの娘はそのうちの「くすりの種:化学」という「くすりの種」を見つけるためのスクリーニング・シミュレーションのゲームがすごく気に入ったようで、それを何度もやって楽しんでましたね。
 
そんな感じで、気に入ったゲームがあると、1時間くらいはプラスして遊んでいるような感じなんじゃないかと思います。
 
そして、結果的には閉館の時間が来るまでの 3時間ほど遊んでいたわけですが、閉館の帰る時間になったとき、いつもよりもすんなり帰る気分になったようなので、3時間もいれば十分に満足できるくらい遊べるんだろうと思います。
 
 

第一三共くすりミュージアムの展示内容の紹介

 

第一三共くすりミュージアムは撮影禁止

 
くすりミュージアムに入ると、すぐの場所に受付がありまして、受付で見学の手続きを行います。
その際、注意事項の説明もあります。
 
館内は「撮影禁止」「飲食禁止」「スマホも禁止」と行った感じではっきりと説明があり、また、館内はスタッフの方が案内をしながらしっかり見てますので、館内で撮影をすることは無理です。
 
というわけで、この記事もほぼ文字だけでのご案内です!
 
 

第一三共くすりミュージアムの混み具合

 
私たちが行ったのは土曜日の午後でした。
受付では「混んでますがよろしいでしょうか?」という確認がありました。
 
また、Webサイト上でも混雑が予想される日として指定してありましたので、どれくらい混雑しているのかと思っていましたが、一般的な施設と比べると全然混んでいない状況でした。
 
 
先にも書きましたが、館内はあまり広くないので、そもそも多くの人は入らないのですが、このくすりミュージアムの基準が、各コーナーを見たり、体験したりする際に並ぶ必要がない程度、と言う事になっているのだろうと思います。
 
ちょっとでも並ぶ必要があるような状況が生まれるようならば「混んでいます」と言う事になるんだろうと思います。
 
そのため、10名以上の団体での見学は事前に連絡をして欲しい、と言う事なんだと思いますね。
 
 

第一三共くすりミュージアムのメダルシステム

 
1階で受付をした後、2階に上がると再び受付があって、そこで見学するために必要な「メダル」を受け取ります。
 
メダルの使い方
https://kusuri-museum.com/walk/
 
詳しくは上記のページにありますが、メダルを各コーナーのコントローラーに置くことで、解説をの動画を見たり、ゲームを開始したりすることができるようになっています。
 
また、最初にメダルに言語を登録することで、登録した言語に適した動画が見られるようになっています。
加えて、メダルには年齢や性別も登録しますが、この辺はマーケティングに使われているんでしょうね。
 
メダルをコントローラーに置くことで動画が始まって、コントローラーを外すと動画が終了する仕掛けになっています。
また、最初に登録した言語に合わせた動画が流れたり、コントローラーを回すことで選択肢を変更し、メダルをぐっと押し込むことで選択肢を決定することができるようになっています。
メダルを使って個人を特定しつつ、ミュージアムを体験するインターフェイスとして提供する仕組みは理にかなったものと言えますね。
 
ちなみに、受付で最初にもらうフロア全体の案内は、下記の PDFの内容のものになります。(6.7MBほどありますので、スマホで見る場合は注意してください。)
https://kusuri-museum.com/pdf/walk201702.pdf
 
 
ちなみに、動画とともにスピーカーから音声での解説が流れるのですが、音声は指向性の強いスピーカーから流れてきますので、映像を見ている本人以外にはほとんど聞こえません。
なので、館内は非常に静かですね。
 
指向性の強いスピーカーから音声の解説が流れてきますので、音声が聞こえる場所、立つべき位置には靴のマークが書いてありますね。
 
 

第一三共くすりミュージアムの各コーナー

 
くすりミュージアムの Webサイトでの情報は限られていますし、写真撮影が禁止されていますので、ブログでの紹介も少なくてなかなかイメージしにくいわけですが、唯一分かりやすく情報提供されているのが下記の紹介動画ですね。
 


 
写真がない中つたない文章だけで各コーナーの紹介をしようかと思いましたが、この動画があればたぶんミュージアムのイメージをつかんでもらえるんじゃないかと思います!
 
 
館内の各コーナーは、自由な順番で見ていくことが可能なんですが、壁沿いにある各コーナーは、番号順に見ていく方がいいですね。
順番通りに見ていくことで理解が深まっていく仕組みになっていますので、壁沿いのコーナーだけは順番通り見ていく方がいいですね。
 
 
「7.くすりの種類」のクイズは、1回 5問。
問題はランダムで出ます。しかも、答えのくすりの種類に対して、問題も複数ありますので、さっきは錠剤だったから、この問題は錠剤じゃない??なんてことを思うと間違える可能性が高くなりますね。
 
 
娘が一番気に入ったのは「12.くすりの種:化学」でしたが、私が一番気に入ったのは、ナンバリングもない「1gを測る」というものでしたね。
1000分の 1g(1mg)まで測れる「はかり」が置いてあって、薬を模した小さな粒状の物体をはかりに乗せて、ぴったり 1.000gにする、っていうものでした。
 
単純なものなんですけども、何度もやっちゃいましたね。
しかも、0.001gくらいだと粒の乗せ方で変わったりするので、同じ粒を乗せ直したりしながら調整したり。
まぁ、自分で言うのは何ですが、こういうのが楽しいと思う人の方が理系に向くんでしょうね。
 
 
ちなみに、館内を観覧するために荷物を入れておくためのコインロッカーもあります。
使うためには 100円が必要ですが、使用後は戻ってきますので、出し入れ自由に使えます。
 
 

第一三共くすりミュージアムへのアクセス

 

くすりミュージアムに公共交通機関で行く場合

 
くすりミュージアムへのアクセスは、電車で行く方が便利ですね。
 
JR総武線快速「新日本橋駅」から徒歩 1分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」から徒歩 2分という駅からすぐにあります。
 
そのほか、10分ほどの範囲になると下記の駅がありまして、選択肢はかなり広がりますね。
東京メトロ東西線「日本橋駅」からも 10分ほど。
東京メトロ日比谷線、都営浅草線「人形町駅」からも 10分ほど。
都営新宿線「岩本町駅」から 10分ほど。
都営新宿線「馬喰横山駅」から 11分ほど。
JR山手線「神田駅」から 11分ほど。
 
 

くすりミュージアムに車で行く場合

 
くすりミュージアムには駐車場がありませんので、車で行く場合は、近隣のコインパーキングなどを利用することになりますね。
 
ナビタイム・中央区日本橋 2丁目近辺の駐車場
https://www.navitime.co.jp/parking/around/?address=13102012002
 
上記の駐車場情報では、30分 200円というのが相場のようですね。
 
また、ビジネス街ですので、土日の方が駐車場は空いている方が多いんじゃないでしょうか。
 
 

第一三共くすりミュージアムがある日本橋周辺情報

 
くすりミュージアムの館内は飲食禁止ですので、くすりミュージアム自体には自動販売機なども含めて飲食できるものは何もありません。
 
ですが、くすりミュージアムの建物の地下には「ダノイ日本橋」というイタリアンレストランが入っています。
http://www.giraud.co.jp/danoi/nihonbashi/
 
 
また、くすりミュージアムがある日本橋周辺はオフィス街でありつつも、最近は急速におしゃれな街に生まれ変わっているエリアですね。
 
昔から三越がありましておしゃれな街ではありましたが、近年は、コレド日本橋、コレド室町、マンダリンオリエンタルホテルなどができて一気に街の雰囲気が変わってきたエリアですね。
 
そんなわけで、くすりミュージアムに行った後に食事をするとか、ショッピングをするとか、次に行く場所に困ると言う事はないエリアですので、食事をする場所もいくつもの選択肢がありますね。
 
 

第一三共くすりミュージアムのまとめ

 
くすりミュージアムは、くすり問屋街だった日本橋本町にある薬のことを楽しみながら知って、理解を深めることができるくすりのミュージアムです。
 
ゲームやクイズなどもありまして、子どもでも楽しめるようになってはいますが、子ども向けの施設ではありません。小学校の高学年になってきてようやく興味が出てくるという感じなんじゃないかと思います。
 
学校の自由研究や、化学や薬学について興味を抱いてきた中学生や高校生が将来の進むべき道を探すきっかけなどになるような場所ですね。
 
また、大人にとっても薬のことをより理解するために役に立ちます。
とくに、子育てをしているお父さんお母さんが、子どもに正しいくすりの飲ませ方の理解をするためには一度足を運んでみるのもいいかもしれないですね。

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