珍獣が我が家へ・子供の成長絵日記

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「予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」」から得られる子育てへの教訓

      2014/07/29

今回ご紹介する本は、「予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」」です。
 


 
 
タイトル通り、経済学の本なのですが、一般的な行動学とは違い「行動経済学」と呼ばれるものです。
 
一般的な経済学は、人間の行動(経済行動)は、複数ある選択肢の中からそれぞれの価値を計算し、理論的で合理的な判断に基づき行われて最前のものを選択していることを前提としています。
たとえ、間違った選択を選んだとしても、それは一時的で、「市場原理の力」によって自ずと淘汰され、最前の合理的な道に軌道修正されていきます。
それによって、経済は常に優秀で最前のものが生き残っていきます。とされています。
 
経済学では、人間は優秀な生き物なので、常に最前のものを合理的に選びます。とされているわけです。
 
 
ですが、この本では、人間は、意外にそんな合理的な判断ばかりしているワケじゃなく、その時々で周りの情報に惑わされて意外な選択をしていることが多いですよ、と様々な実験を通して説明しています。
 
しかも、その不合理な判断は、予想が出来ることであり、再現性があるため、それらの事実を知ることで、売り手側の方々は、より売上げを伸ばしていくことが出来るきっかけになるでしょうし、買う側としては、売り手側のその仕組みを理解して、本当に自分が必要なもの、欲しいものを選択できるように知識を身につけましょう、と説明しています。
 
例えば、商品の値段付け。
高いものと安いもの 2種類ある場合は、安い方を買いがちだけども、値段のバリエーションが 3種類になった場合は真ん中のものを選びがちです、と。
値段の設定もわざわざ高いものと安いものの間の値段でバリエーションを用意するのではなく、もともとあった高いものより更に高い値段の商品を用意することで、高くて売れなかった方が売れるようになります、と言うことを示しています。
また、他には、「無料」というものの価値は驚異的で、「無料」と付くだけで人々は余計な無駄遣いをしてしまうことがある、とも書いてあります。
 
これらの仕組みを理解することで、日々の買い物をする際、売り手の論理で買わされないようにしましょう、と言うことですね。
 
 
さてさて、ちょっと前置きが長くなりましたが、このブログは、子育てブログなので経済の話はこの辺にして、この本から得られた子育てについての教訓を書いてみたいと思います。
(詳しい中身を知りたい方は、本屋さん、図書館などで探して読んでもらえれば、と思います。)
 
 
この本の中で子育てに一番有効だと思ったことは、11章、12章の「私たちの品性について」の部分です。
 
ここでは、不正(ちょっとしたごまかしとかも含め)を働く場合の人の行動を説明しています。
 
その中で、たとえ、誰も見ていなくてごまかしがいくらでも出来るような状況であったとしても、「モーゼの十戒」を思い出させることで不正を激減させることが出来る、と書かれています。
「モーゼの十戒」と書かれているのは、この著者が海外の方なのでそれを書かれているのですが、日本で言うところでは、教育勅語や論語、儒教の教えなんかがそれに類するものでしょう。
 
 
これから言えることは、子どもが非行に走らないように、不正に走らないようにするためには、教育勅語の 12の徳目を丸暗記させ、すらすらと暗唱できるくらい覚え込ませておくべきなのでしょう。
さらには、日々目にできるような場所に貼っておくべき何でしょうね。
 
そうすることで、何か悪いことをしようとしたときに、この 12の徳目がふと頭に浮かべば、そこで我に返りそれ以上悪いことをしなくなることを示唆しているからですね。
そうすることで、日々の小さな不正を引き留めることが出来れば、そこから大きな不正へとつながっていくことも止めることが出来るでしょう。
 
子どもが非行に走るのも、日々のちょっとした不正をしてしまうことがきっかけですから、それをしっかりとどめさせることが大きく道を外れていくことも防いでくれるでしょう。
 
そのためにも、人のあり方の道をいつでも思い出せるくらい頭にしっかり入れさせておくことが親としてのつとめであろうと思いますね。
 
 
【モーゼの十戒】
 主が唯一の神であること
 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
 神の名を徒らに取り上げてはならないこと
 安息日を守ること
 父母を敬うこと
 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
 姦淫をしてはいけないこと
 盗んではいけないこと
 偽証してはいけないこと(嘘を言ってはならない)
 隣人の家をむさぼってはいけないこと
 
 
【教育勅語・12の徳目】
 親に孝養をつくしましょう(孝行)
 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
 人格の向上につとめましょう(徳器成就)
 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)


 

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