みさきまぐろきっぷは三崎口、三崎港、城ケ島、油壷マリンパークに行くときに最適
2017/06/16
京急のみさきまぐろきっぷは三崎港、城ヶ島、油壺への割引切符
みさきまぐろきっぷとは?
ゴールデンウィークの予定が特に決まっていなかったある日、会社の友達から「みさきまぐろきっぷ」のことを教えてもらいました。
みさきまぐろきっぷ
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/index.html
みさきまぐろきっぷとは、京浜急行電鉄が販売しているイベント切符で、下記の内容がセットになったものが約 3,000円で購入できます。
- 品川、横浜などから「三崎口駅」までの往復切符
- 三崎口駅、三浦海岸駅周辺の京急バスのフリーパス
- 提携のお店でマグロ料理お食事チケット
- 提携のレジャー施設の利用チケット
約 3,000円と言う理由は、出発地点の駅によって金額が変わるからです。
- 品川、京急蒲田、京急川崎から 3,060円
- 横浜から 2,960円
- 上大岡、金沢文庫から 2,850円
切符は、京急線の各駅の自動販売機で簡単に買えます。
切符は、乗車券の他、レジャー施設利用券、お食事券の合計 3枚出てきます。
1枚目の切符は、京急の往復切符とバスのフリーパスになりますので、自動改札機を通さず、有人改札を通りましょう。自動改札を通すと、切符は回収されてしまうようです。
で、今回、私たちは、この「みさきまぐろきっぷ」を使って、油壺マリンワールドに行ってきました。
- 横浜駅から三崎口までは、通常 565円。往復で 1,130円。
- 三崎口から油壺マリンパークまでのバスが 268円。往復で 536円。
- 油壺マリンパークは 1,700円。
- ホテル京急油壺 観潮荘での料理 1,540円
合計で 4,906円になるところが、2,960円!
1,946円、40%の OFFなんですっ!!
これが、品川からだと、品川駅から三崎口までは、通常 926円。往復で 1,852円ですので、合計で 5,628円になるところが、3,060円!2,568円、46%の OFFなんですっ!!
ちなみに、私たちのこのコース、京急の電車に乗って、京急のバスに乗って、京急グループのホテルで食事をして、京急グループのマリンパークで遊んで...
って、まさに「みさきまぐろきっぷ」を企画した方の術中にハマったというか、狙い通りのコースをたどってますね。
京浜急行電鉄では、この「みさきまぐろきっぷ」以外にもいろいろな「おトクなきっぷ」が提供されていまして、三浦半島、横須賀、葉山などをお得に楽しむことができる切符が用意されています。
京急沿線を満喫できるおトクなきっぷ
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/index.html
三浦半島日帰り旅行の工程の一例
今回、私たちは、下記の行程で日帰り旅行を楽しんできました。
- 京浜急行「横浜駅」から「三崎口駅」
- 京急バス「三崎口駅バス停」から「油壺バス停」
- ホテル京急油壺 観潮荘のレストランで昼食
- 油壺マリンパーク
- 京急バス「油壺バス停」から「三崎口駅バス停」
- 京浜急行「三崎口駅」から「三浦海岸駅」
- マホロバマインズ三浦 日帰り温泉(別料金)
- さかな料理「まつばら」で夕食(別料金)
- 京浜急行「三浦海岸駅」から「横浜駅」
途中、日帰り温泉と夕食は、「みさきまぐろきっぷ」ではまかないきれませんでしたので、別料金になっていますが、三浦半島日帰り旅行をより満喫してきた感じです。
マグロを食べて、三浦の地魚を美味しいお酒と一緒に食べて、温泉にも入って。
天気も良く最高の 1日でした。
油壺マリンパーク、マホロバマインズ三浦 日帰り温泉はそれぞれ以下に別記事を書いていますので、あわせて参考にしてください。
京急油壷マリンパークに行くのは京急のみさきまぐろきっぷがお勧め
マホロバマインズ三浦で日帰り入浴・温泉は大浴場で女性に優しく露天風呂も
ホテル京急油壺 観潮荘
お昼ご飯に食べたのは、ホテル京急油壺 観潮荘の活魚レストラン潮彩です。
ホテル京急油壺 観潮荘。
ホテル京急油壺 観潮荘は、油壺マリンパークのすぐ隣にあります。
ホテル京急油壺 観潮荘の活魚レストラン潮彩で「みさきまぐろきっぷ」のお食事券で食べることができる料理は以下のものです。
マグロの漬け丼と、メカジキの唐揚げのお膳です。
メニューには載っていなくて、「『みさきまぐろきっぷ』のお食事券でお願いします」という感じで注文します。
子ども用のメニューというのは特になく、大人も子どもも同じものが出てきます。
漬け丼はこんな感じ。
漬け丼の味は悪くないですが、赤身は筋がある箇所で食べにくかった、というのが正直な感想です。私の漬け丼だけがそうだったのかも知れませんが。
3人分で 4,620円なので、1人前は 1,540円ということですね。
値段を考えると、ちょっと残念...という感想になります。
とは言え、油壺方面に来てしまうと、「みさきまぐろきっぷ」で食事ができるのは、この「活魚レストラン潮彩」か、油壺マリンパークの中にある「ログテラス」のいずれかになりますので、食事は致し方がない、と思うしかなさそうです。
マリンパークを早めに切り上げて、頑張って帰りに三崎港までチャレンジするのも良さそうです。
マリンパーク内のログテラスはこんな感じ。
ちなみに、活魚レストラン潮彩の中にはアジやタカアシガニがいる水槽がありましたが、いけすではなく観賞用なのかな?という印象がしました。
さかな料理・まつばら
夕食を食べに行ったのは「さかな料理・まつばら」さんです。
さかな料理・まつばら
http://matubara.fc2web.com
まつばらさんの外観は↓こんな感じ。
普通に一軒家の 1階がお店になっているお店(実は 2階もお座敷の部屋があるそうです))で、外観からは中の感じが全く分からないので、入るのにはちょっと勇気が必要でした。
店内は、お店の奥が、今風に言うならオープンキッチンの、厨房が見える感じになっていて、手前にテーブル席とお座席がある、郊外にある居酒屋ではよく見かける感じの構成でした。
店内は、入り口から想像できるよりずっと広く、座席数は 2階のお座敷も合わせて 70席あるそうです。
「みさきまぐろきっぷ」のパンフレットにも載っているお店で、食事券を使って夕飯を食べることもできます。
ですが、私たちはすでに「みさきまぐろきっぷ」のお食事券は使っていましたので、アラカルトで食事をしました。
もちろん、夕食にも海鮮もののどんぶり定食などの定食も複数ありましたが、私たちは地魚を食べたい、ということで刺し盛りを中心にあれこれと魚料理をいただきつつ、お酒を楽しみつつ...という感じでした。
刺し盛り 2,980円
この刺し盛り、いい値段するんですけども、何より文句なしに美味しいところがいいですね。
7種類の刺身がのっていてボリュームもあります。
その他、マグロ大好きな娘のために、別途マグロの刺身とか、マグロのつみれ串とか、日本酒とか、日本酒とか、日本酒とかをいただいて、家族 3人で 10,000円ほどでしたので、お値段的には安くもなく高くもなくという感じですが、魚の美味しさは都内で食べるものとは比べものにならないですね。
まぁ、これだけ美味しい料理を出すんだから、大将がもうちょっと愛想があるといいのになぁ、もったいないなぁ、と言うのが素直な感想ですね。
ちなみに、「さかな料理・まつばら」さんの前に「三崎港回転寿司 さん和」さんに行ったんですが、すでにラストオーダーの 19:45時間を過ぎていて、残念ながら食べることができませんでした。
廻転寿司 海鮮
http://www.kaisen1990.com/
三崎口、三崎港、城ヶ島はレジャーシーズンは激混み
「みさきまぐろきっぷ」のことを教えてくれた友達もゴールデンウィークに行ってみるという話をしていましたので、私たちもゴールデンウィークの連休の初日 5月3日に行ったんですが、天気も良く(午後は若干日が陰りましたが)、絶好のレジャー日和だったこともあり、三崎口駅を出たところから激混みでした。
三崎口駅の改札口を出たところからすごい混み具合で、どこにバス停があるのか、この集団は何の集団なんだ?
なんてことも思いましたが、三崎港、城ヶ島行きのバスを待つ列でした!
上の Googleの衛星写真にラインを書きましたが、三崎港、城ヶ島行きのバス停は1番端なのですが、そこから駅を通り越して、歩道の向こーーーうまで列が続いていました。
1番混みそうな 11時半頃ではありましたが、それにしても混みすぎです。
一度は三崎港行きのバスの列に並びましたが、どう考えても 5、6台くらい見送らないと乗れそうにない列でしたので、10分くらい並びましたが、あきらめて油壺マリンパーク行きの列に並び直しました。
油壺マリンパーク行きのバスは、最後尾じゃなければギリギリ次に来たバスに乗れる、というくらいの列の長さでした。
子どもがいて、マリンパークも目的地の一つでしたので、全然問題ないんですが、美味しいマグロを!と思って三崎港を目指す方にとっては目的地変更は難しいでしょうね。
また、三崎口駅から三崎港、城ヶ島に行く道は、1本道ということもあり、その道も激混みで、バスに乗れたのはいいものの、歩いた方が速いくらいのスピードでしか動かないのが残念でした。
具体的には、上記の地図に線を引きましたが、三崎口駅から油壺入り口のバス停まで 3.5kmが 25分かかりました。
油壺入り口からマリンパークまでは全然混んでいなくて、2kmが 6分でしたので、油壺入り口までの混雑具合がよく分かります。
三崎港に行くための裏技・マリンパーク行きのバスに乗る
三崎港に行くためのバスの列は 1時間待ちくらいの列でした。
ですが、マリンパーク行きのバスはバスが来れば乗れる感じでした。
ですので、マリンパーク行きのバスに乗る!というのが裏技です。
そして、「油壺入り口」のバス停で降りて、そこから三崎港まで 2kmですので、歩くもよし、三崎港行きのバスが来れば乗るもよし、という方法がオススメです。
油壺入り口から三崎港までは 2km弱なので、歩くと 25分ほどです。
バスに乗っても渋滞していますので 15分~20分くらいかかることを考えると、私なら、真夏の炎天下じゃなければ歩いてもいいかな、と思えてしまいます。
また、三崎口から油壺入り口までにもいくつか観光スポットがありまして、マリンパーク行きのバスに乗っている方は途中で下車する方が何人もいました。トータルで 10人くらいは降りたでしょう。
また、マリンパークから三崎港に向かうバス、三浦海岸から三崎港に向かうバスがありまして、それらは三崎口から出ているわけではありませんので、油壺入り口から三崎港の間のバス停でそれらのバスに乗れる可能性もあるように思います。
これは実際試していませんので本当に行けるかどうか分かりませんが、1時間バスを待つなら!って思える方は試して見てください。
レジャーシーズンの混雑時には臨時バスもでている
バスを待つ列はすごい人数の大行列でしたが、京急バスの方々も頑張ってくれていました。
使えるバスは全部持って来て、ダイヤ関係なしにバスを走らせているという感じのピストン輸送をしてました。
ですが、先にも書きましたが、三崎口から三崎港、城ヶ島に行く道は一本道なので渋滞していて、バスが出て行ったっきりなかなか戻ってこないようでした。
それでも、10分間隔くらいででなんとか回している、という感じでした。
こういう場所こそ、こういう混雑する日はパークライド方式を採用すべきですね。
廻転寿司 海鮮の混雑具合
私に「みさきまぐろきっぷ」を教えてくれた友達は、5月5日に行ったそうです。
そして、その友達は、私たちが営業時間終了で入れなかった「廻転寿司 海鮮」に朝一で向かったそうです。
この「廻転寿司 海鮮」は美味しいお寿司が食べられると言うことで大人気のお店なんだそうです。
廻転寿司 海鮮
http://www.kaisen1990.com/
先にそれを聞いておくべきだった!と思ったわけですが、大人気過ぎてすごい待つのだそうです。
友達が「廻転寿司 海鮮」に着いたのは、11時の開店から 15分ほど過ぎた 11:15だったそうですが、受け取った整理券は「92番!」。
順番が来るまで 3時間半待ったそうです。
整理券を受け取った後は特に列に並ぶ必要がないそうで、2時間半ほど三浦海岸を散策していたそうですが、2時間45分経っても 75番までしか進んでいなかったそうです。
人気店の行列はすさまじいですね...
三崎口に向かう京急線の混雑具合
当初は品川から京急に乗る予定でしたが、我が家からは品川に向かう運賃と横浜に向かう運賃が同じだったんです。
で、横浜からみさきまぐろきっぷを買うと 100円安いことから横浜乗り換えで行くことにしました。
当初はのんびりボックスシートに座りながら小一時間の電車の旅。なんてことを想像していたわけなんですが、座れるどころか子どもを連れて乗れるかな、と思えるくらいの、全くの予想外の混雑具合でした。
乗ったのは、横浜 10:06発、快特三崎口行きで、10:45に三崎口に到着する電車でした。
ただ、八景島でかなりの方が降車したので、妻と娘は座ることができ、それ以降は運が良ければ駅ごとに座るチャンスはある感じでした。
横須賀を過ぎるとさらに座るチャンスが増えてくる感じで、私は余裕を持って横須賀で座ることができました。
のんびり座って三崎口に行きたい方は、品川駅から並んで乗るしかなさそうですね。
三崎口から帰りの京急線の混雑具合
帰りの電車で乗ったのは、三崎口駅を 18:27に発車する快特青砥行きでした。
出発時間ギリギリに飛び乗りましたので座れませんでしたが、この時間は出発間際でなければ座れるチャンスは多そうです。
18:27に出発する電車は、油壺マリンパークの閉園時間 18:00まで遊んでいた場合になんとか間に合う電車ですので、突発的に混んでいた可能性はあります。
また、それを過ぎると急激に乗車する方が減るだろうとも思われます。
実際問題として、18時半発の電車でも、品川に着くのは 20時頃ですので、子どもがいるご家庭ではギリギリの時間でもありますね。
油壺マリンパークの記事はこちら。
京急油壷マリンパークに行くのは京急のみさきまぐろきっぷがお勧め
ちなみに、閉園時間 18:00前後のマリンパーク発のバスは混雑しますので、マリンパーク始発のバス停以外では乗れない可能性があります。
私たちが乗ったバスは途中のバス停では乗れませんでしたので。
ただ、道路は行きの渋滞が嘘のようにガラガラでした。
ちなみに、私たちは、18時半の電車に乗って三浦海岸に行き、温泉に入って食事をして、最終的には、三浦海岸駅 21:37発の特急品川行に乗って帰ったんですが、さすがにこの時間はガラガラでした。
この時間だと、品川に着くのは 23時を超えますので、そりゃぁガラガラになるわな、という時間です。
立ち寄ったマホロバマインズ三浦の温泉の記事はこちら。
マホロバマインズ三浦で日帰り入浴・温泉は大浴場で女性に優しく露天風呂も
みさきまぐろきっぷのまとめ
みさきまぐろきっぷは、京急電鉄が力を入れてアピールしているイベント切符なんだそうです。
友達もテレビで見て知ったそうですが、定期的にテレビでも紹介されているようで、また、毎年ちょっとずつ得点がグレードアップしているそうで、ますます人気に拍車がかかっているそうです。
そんなわけで、ゴールデンウィークなどのレジャー日和に行くのは避けた方がいいですね。
また、人気店のマグロ料理を食べたいなら、平日に有休を取って行きましょう!!
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