陣痛～その３～

陣痛準備室でドでかクッションから滑り落ちることすでに数え切れず。
　
だんな様もすっかりお疲れのご様子。
　
そんなころ、とっても嬉しかったのは
「陣痛準備室」から「陣痛室」へ移動が許されたことです。
前もって見学してたので、「陣痛室」の存在をしっていた私には嬉しかったけど
もし、知らなかったら・・・
次は「分娩室」だと思っていたら、ちょっと悲しかったと思う・・
　
入院するのにいろんなものを持参したうち
ペットボトルに付けるストローを持っていったけど
これも大変役立った一品でございました。
　
陣痛中は
起き上がって、ふたを取って、ペットボトルを手に持つ・・
なんてこと絶対できないです；；
だんな様が差し出してくださるストローをやっとくわえて
吸い上げるのすら辛かったです。
でも死ぬほど汗をかくので　水分補給はとても大事。
これから出産をされる方には必需品としてお勧めしたいです。
　
後から考えてちょとびっくりなのは
9/10のお昼ご飯を食べて以降
9/11のお昼すぎの出産までの間に私が口にしたのは
ペットボトルのお水と、ウィダーインゼリー少しだけなのに
あまりの疲労に、一番苦しいころには胸焼けがしてたということです。
水で胸焼けって・・・どうなのよ？？
　
　　　　(￣▽￣;) 　ｿﾝﾅﾉｱﾘ？
　
前日の出産ラッシュからは考えられないほど
静まり返った陣痛室。
ベットは横に３つと奥にひとつ。
助産師さんが気を利かせて、一番奥の部屋を用意してくださいました。
　
巨大な妖怪化していく陣痛。
真夜中で　真っ暗で　私のベットにだけぼんやり灯りがついていて
だんな様と二人きり。
次に来る痛みが毎回毎回　本当に恐ろしかったです。
ちなみにこのころの「陣痛レベル」は１０２です。
途中でだんな様がお水を買いに行ってくるとおっしゃった。
私は行かないでと言いました。
お水なんていらない。
ひとりになるのが怖かったです。
次の痛みで　死んでしまうのではないかと　毎秒　本気で考えてましたから。。。
　
　
だんな様も陣痛室でがんばってくれたけど
眠い。だんな様、眠い。とってーーーも眠い。
陣痛はどんどん巨大化していく中で、私のベットの足元に乗って
必死に腰をさすってくださっていたけれど
いたけれど・・・あぁ、いたけれど・・・
　
わたくち「寝ないでーーーーっ！！お願いだから腰、腰さすってーーーー！！！！
　　　　　力抜かないでーーー！！違うところはしないでいいから、ここ！ここだけ！！
　　　　　縦っ！縦にだけさすってーーーーー！！！」
　
わがまま言い放題でした。
が、私も泣いてました。
体の熱さで、汗だくで　もう水も飲めなくなっていて　体に余計な水分が残ってなかったので
涙こそでませんでしたが、こんなに私が苦しんでいるのに　寝るってどーいうことよーーー！！
って・・・頼れるのはだんな様しかいないのに、私を目の前に置いてきぼりにして
寝ちゃうってどーいうことよーーー！
私の叫びもむなしく、だんな様は睡魔にやられてダウン。
ベットの足元で本当に寝てしまった・・・
　
　　ﾋｪｪｪｪｰｰｰ　　　(((（○。○）)))・・・・・。 ｺﾜｲﾖーーーーーゥ
　
そこへ　たまに様子をのぞきに来てくれていたウッチー登場。
（ぴっ。↑　勝手にあだ名つけさせてもらった助産師さん）
静かにだんな様を揺り起こした。
　
ウッチー：「・・・代わります。」
　
だんな様は待合室へ移動されました・・・
　
.．・ヾ(。>д<)シ ｲｶﾅｲﾃﾞｰｰｰｰｰｰ 　 この頃はまだ・・・・　　　　　　　　　寝ててもいいから本当はそばに居て欲しかったです。